天国大魔境|コナの絵をネタバレ考察!名前の意味や由来にヒルコ化の能力は?

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不思議な絵を描く少年コナ。

物語はその絵がストーリーの様々な出来事をイメージさせる方向へ進んでいます。

ここではコナの描いた絵を始め、コナに関する考察・解説をしています。

ネタバレを多く含みますのでご注意ください。

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目次

天国大魔境|コナ

天国大魔境の中では、アスラに次いで伏線になると思われる行動の多いコナ。

その正体はただのイケメンではなさそうです。

キャラクタープロフィール

コナはアスラと同じ高原学園の1期生です。

同じ1期生ということもあってかアスラとは仲が良く、学園内の他の人よりもお互いを知っていたようです。

ミミヒメがオーマの幻覚で倒れた際には、閉所恐怖症であることも明かしています。

 

普段から物静かであまり感情を激しく表に出すようなタイプではありません。

しかしそんなコナも自分の生まれた理由を知ったアスラの自殺に激しく動揺していました。

 

トキオと両想いになり、両者の間には一人の子供ができます。

そしてミミヒメの予知能力によれば、のちにヒルコ化してしまう運命も…。

コナの名前の意味や由来

スクナビコナはカミムスビの命で国造りに協力した神様のこと。

ガガイモの実の船に乗って鵝(ヒムシ=ガ)の皮の着物をきて波の彼方よりきて国造りに参加したそうです。

スクナビコナはオオナムチ(大国主神)同様多くの山や丘の造物者であり、命名神である。

その一方で、スクナビコナは悪童的な性格を有するという記述がある(『日本書紀』八段一書六)。

スクナビコナはのちに常世国へと渡り去るが、これは草に弾かれて常世へ渡った、川で溺れて神去りしたなど様々な説話が存在する。

(Wikipediaより抜粋)

コナの声優:豊永利行

コナ役を演じるのは豊永利行さん。

どういうわけか赤い髪のキャラを演じることが多いそうですが、コナは違いましたね。

豊永さんは2018年第12回声優アワードにて主演男優賞を受賞した実力派の声優さんです。

天国大魔境|コナの絵をネタバレ考察

この作品を象徴するかのようなコナの絵。

ミミヒメのような具体的な未来予知・過去知とは違い、もっと大きなスケールを感じさせます。

絵が何を示しているのか考察するのもこの作品の楽しみ方の一つと言えるでしょう。

頭が一つになってる4人の絵

4人が一つになっているというのが印象的な絵です。

この作品で「4人が一つに」というと、高原学園の昇殿室・ミーナの本体がどうやらそれっぽいですね。

 

ミーナ本体には4つのカプセルベッドがあり、青島副園長が副園長の権限でも開けられなかったベッドがありました。

おそらくその中に入ったのが下記の4人ではないかと思われます。

 

園長がナタに入りこんで本人確認をした時に4人の名前を2回答えていました。

それがi373を解析した、西昌杏・宇野園次・堂江時羽・今永美咲の4名。

そして子供たちの精子卵子の提供者である、北多民君太・鯨井かすみ・トニー角・中島サラの4名です。

 

それともツイートの通り、4人の子供が一つのヒルコになるのでしょうか?

空を飛ぶ2匹のクジラ

森のような木の上を飛んでいるクジラが2頭いる絵です。

こちらに関しては連想できるものがなさそうですが…。

大災害を事前に予知し、宇宙へ逃げたお偉いさんとかでしょうか?

怒った丸い顔の絵

  • 怒ってる
  • 丸い顔

というところから、これは小惑星あめのぬぼこを連想してしまう絵ですね。

ですが伏線バリバリの作品なので、後から違うものを登場させるミスリードの可能性も。

卵の中の二人

中に体の丸まった人が2人いる、そしてその形からして卵と胎児を連想させる絵です。

このマンガで連想できるキャラクターと言えばマルくらいですよね。

クローンまで作られているのでまず間違いないかと。

 

そして卵形の外側にあるのは羽のようにも思えます。

マルは天使となりうるのでしょうか?

手の生えた魚

これはどう見てもヒルコ化したククですね。

ククは病気で命を落とした後に海へと葬られます。

遺体はその後、遺体は魚のように変わって大海原を進んでいくのでした。

向かい合う二人の絵

顔を合わせて向かい合う二人の絵です。

髪型はオールバックの金(もしくは茶)髪のよう。

左側の人は目が若干パッチリしていて、右側の人はどこか眠そう(?)な感じの表情をしています。

 

これはトキオの子供2人なのでしょうか?

しかしそうなると卵の絵と被ってしまいますよね。

黒髪でない・二人いる、というところからマルの可能性も捨てきれませんが…。

ゆらめく何かの上を飛んでる人?

まるで炎か何かがゆらめいている上で、人型のような姿が腹這いで飛んでいるような絵です。

なんだかすごく言葉で表現し辛い絵ですね。

少なくとも海底を泳いで進む魚のククを暗示しているワケでないことは確かな模様。

翼のある飛行体

これは明らかに園長たちが仕組んだ「テロ行為に飛び立つ戦士たち」ではないでしょうか。

 

地球の近くに現れた、あめのぬぼこと名付けられた小惑星。

ニュースでは「惑星ニビル」という名前で呼ばれています。

惑星の軌道をズラすことで衝突を回避しようとした軍隊を戦士たちが阻止しました。

 

当然それは立派なテロ行為。

それが高原学園への爆撃のトリガーにもなるのですが…。

 

園長の目論見通り、このあめのぬぼこが地球に衝突することで天変地異が勃発。

のちに大災害と呼ばれて地球自体の温度が低下してしまいます。

 

…そして15年後。

東京中野から二人の冒険が幕を開けるのでした。

天国大魔境|ヒルコ化したコナの能力は?

学園の他の子供たちよりも強い未来予知の能力を持っているミミヒメ。

そのミミヒメの予知によると、コナはいずれヒルコ化してしまうことが見えていました。

そしてヒルコ化した子供たちはいずれも不死であり、何らかの能力を持っていることがわかっています。

コナの能力を考察

もし1期生のコナが能力を発現させるなら、アスラのように複数の能力を有している可能性があります。

すでに判明しているのは頭に浮かんだ未来のビジョンを絵にすること。

もしそれ以外に考えるなら、強い念動力などでしょうか?

この辺りは物語が進んでいくにつれて判明していくでしょう。

高原学園の子供たちは改良されている

コナはアスラと共に高原学園の1期生として育ちました。

子供たちは4期生まで登場していますが、3期生までは男女の性別が分かれています。

 

4期生は両性具有がいることからどんどん改良されてきていると考えて良さそうです。

園長も5期生の存在について言及していましたし、さらに改良の余地はあったということでしょう。

天国大魔境|コナとトキオの関係

アスラは自殺する時に「好きな人を見付けて」とコナへと告げています。

それはアスラを好きなのとは違う、恋愛感情の好きのこと。

 

その言葉通り、コナはトキオと愛し合って子供を作るのでした。

この辺りの「恋愛感情」についてもストーリーに関わってきそうにも思えます。

 

そして謎の病気について、アスラ曰く「トキオは大丈夫」と言っていたそうです。

さらには「アスラを殺したものがトキオを奪いに来る」というコナの予言。

加えてミミヒメの見た未来のヒルコ化したコナ。

二人の未来には悲劇が待ってそうな予感…。

まとめ

日本神話におけるスクナビコナを名前の由来としている1期生のコナ。

コナの声優さんは豊永利行さん。

 

コナの絵にはそれぞれ物語の重要な伏線が張られています。

それはヒルコ化の姿だけでなく、迫る天災、テロ、マルの誕生などを暗示していると思われます。

頭に浮かぶ未来のイメージを見る能力を絵に落とし込むのがコナの能力と言えそうです。

 

ヒルコ化がほぼ確定のコナには、トキオとの間に悲劇が待ってそうです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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