薬屋のひとりごと壬氏のプロポーズは何巻の何話?原作やweb版から漫画の違いを比較

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もうすっかりと有名な漫画の1つに挙げられる「薬屋のひとりごと」。

多くの皆さんが知っての通り、物語は、「猫猫」という女官と「壬氏」という宦官との周りで起こる不可解な事件を中心に展開されます。

しかし、この物語は「猫猫」や「壬氏」、それから彼女たちを取り巻く人々の背景などにも焦点を当てていて、単なる推理ものの漫画ではありません。

後宮という特別な場所、身分による問題等、多くの複雑な事情も、そしてもちろん恋愛も物語に絡んでいきます。

そんな”推理もの”という枠にとらわれない奥深さがあって、かなり面白いんですよね。

そして、事件は数話ごとに解決していくのに、「猫猫」や「壬氏」の持つ”秘密”は一気には明かされることはなく余韻を残すという…。

更には、一話ごとに後々に繋がる伏線も多く散りばめられているという複雑さ!

そこがなんとも面白い部分でして、何度も読み返したくなる魅力的な漫画だと個人的に思っています。

もちろん先に挙げましたように、LOVEの要素もあり…。

…当たり前ですが「猫猫」と「壬氏」がその主役です!

そこで今回は、ファンの皆さんが注目する「猫猫」と「壬氏」の恋愛模様について。

その中でも特に気になる「壬氏の猫猫へのプロポーズ」についてお話させていただきたいと思います。

身分違いの二人の関係恋の様子を、漫画だけではなく、小説等も含めて調査してみましたので、是非ご覧ください!

目次

薬屋のひとりごと壬氏のプロポーズは何巻の何話?

さて、ドーンと「プロポーズについて」、と銘打ったのですが、実際にそんな場面があるのか…。

まずはそこから調査してみました。

そして「プロポーズ」とは直接関係がなかったのですが…その調査の過程で私は驚きの真実に気付いてしまったのです…。

…まあ、それはファンの皆さまは、すでにご存じのことなのかと思いますが、私にとってはかなりの衝撃でした。

調査したのは「web小説」「文庫版」、そして漫画の「ガンガン版」「サンデー版」です。

結論から言いますと…「web小説」「ガンガン版」「サンデー版」いずれもその描写はありませんでした!

しかし…なんと「文庫版」にはその場面がありましたー!

結論…壬氏は猫猫にプロポーズしています!

プロポーズの場面は「文庫版」のみに掲載されています。

正確には「文庫版」の第7巻18話、にそのシーンがあるんですよ~。

さあ、どんなプロポーズだったんでしょうねー。

ニヤニヤ。

薬屋のひとりごとのweb小説・文庫版・漫画版での違いを比較

どんな違いがあるの?

上述しました、「驚きの真実」なのですが。

それは各媒体における物語の相違なんです。

じ、実は…恥ずかしながら、私は「web小説」を書籍化したものが「文庫版」だと信じていました。

なので、「web小説」を読んだだけで、プロポーズ場面なんてない…と思い込んでいたのです…。

でもそれは間違いでしたー!

…今回「web小説」と「文庫版」は少し異なっているということにようやく気が付いた私…。

まさか違いがあったとは…。

”どこが?”を、かなーり簡単に説明しますと。

「文庫版」には「web小説」では書かれていない場面がちらほらあったり。

完全に文庫版だけの特別エピソードもたくさんあります。

他にも壬氏の男らしさが増していたりします。

文庫版では結構猫猫にグイッと迫っているんですよー。

漫画版ではかなりシャイな感じですけどね(笑)。

むしろヘタレ(笑)。

そんな感じで、いくつもの異なる点が見られるのです。

良く調べたら、「web小説」に大幅加筆修正したものが「文庫版」…だとか⁉

恥ずかしーい!

これで良くファンを名乗っていたなと…恥ずかしさでいっぱい…。

Web小説ではどう描かれている?違いは?

現在、”小説家になろう”というサイトで読めるWeb小説。

文庫版第7巻だと、おそらく…「砂欧編」がその部分にあたると思われます。

では文庫版とWeb小説でどんな違いがあるのでしょうか。

そこで、文庫版を読み込んで比較してみました。

…結果、ほぼ内容も流れも登場人物も、そしてセリフ等も割と忠実でした!

ちょっとした言い回しの違いなどはありましたが、どちらを読んでも、同じ映像が頭の中で浮かんできましたよ。

よく言われる、文庫版における壬氏の男らしさが増し増しな件。

それは確かにそうかもしれません。

セリフの感じなんかがちょっと男っぽい。

でも、基本的に7巻は猫猫が同僚の女性たちと、とある件で振り回されるのがメインの内容。

ですので、肝心の絡みが少なくて分かりづらいんですよねえ…。

ですがですが…!

文庫版には最大のオンリーエピソードが盛り込まれていますから!

それが「プロポーズ」なんですよね。

読んでみて、にやにやが止まりませんでした~。

なんと、Web小説では、あれ?っていうぐらいスルー!

プロポーズシーンに繋がる部分さえも存在しないんです。

まあ、”もともとない”シーンを、文庫版で”ぐいっと盛り込んだ!”というのが正しいんでしょうが。

それぐらい、壬氏はいきなりのプロポーズをかましています(笑)。

それは文庫版だけの特別なエピソード…。

これまでの巻でも、文庫版だけのエピソードがかなり盛り込まれていましたが、これほど衝撃を受けるものはないはず!

本当に、文庫版を読むとビックリします。

Web小説だけだと、のんびーりした感じなんですけどね。

そのシーンが入るだけで、そこからの壬氏の言葉や猫猫の対応がいちいち気になってしょうがなくなってしまいます(笑)。

読者も驚く急展開でした。

漫画版ではどう?

それから、「漫画版」ですが、「文庫版」をもとに描かれているらしいです!

ですので、後々プロポーズシーンも出てくるかと期待できます…。

しかし、「漫画版」は、他の媒体の展開に全く追い付いていません!

現在、「漫画版」では、壬氏が猫猫にただならぬ好意を寄せているのは分かる、というところまで進んでいまして。

プロポーズまでにはまだ至っておらず、でした。

どんなプロポーズだったの?

さて、壬氏のプロポーズ。

上述しましたように、「文庫版」の第7巻18話ですよー!

どんな感じだったのか、ふんわりと紹介すると…。

まず前提として、それまでの二人の関係ですが…。

実は、プロポーズシーンよりもだいぶ前に、「らしき事」は壬氏も伝えているんですよ。

そしてなぜかキスは済ませている(笑)。

でも、直接的にはしっかりと伝えていないような。

猫猫はもちろん、壬氏の好意にはばっちり気が付いているのですが、それを直接追求することもなく。

つまり、「曖昧」

そんな関係の二人でした。

でも、今回は違います!

しっかりと伝えているんです。

「お前を妻にする!」…と。

いや、”妻にする”じゃ、おかしくない?とも思ったのですが、照れ隠しなのか、壬氏の身分がそう言わせたのか。

それはちょっと不確かなのですが、猫猫の名前をはっきりと呼んで、そう伝えたんですよねえ。

で、プロポーズに至った流れがまた二人らしいのです。

それはどんな流れだったのかと言いますと…。

連日睡眠不足の壬氏をねぎらうために、薬湯を寝室に運ぶ猫猫。

何故か壬氏の部屋に二人きりにされてしまいます。

そしてその状況に耐えられず、猫猫が部屋を出ようとしてしまうのですが…。

壬氏はそれを引き留めて「自分の気持ちを知っていてはぐらかすな」と腕を掴むんです。

それでも猫猫がはぐらかそうとするので、疲れていて正常な判断ができなかった壬氏は、つい「羅門羅漢も苦労する」と言ってしまいました。

急に出されたその名前に、不快な反応を見せる猫猫。

思わず壬氏に反論してしまいます。

「言葉足らずなのはそっちもだ」と。

おまけに、「相手に察しろと求めず、伝えたいことははっきり言えばいい」とまで。

そこまで言われた壬氏…。

「まっすぐに、ハッキリと言えばいいのか!」と猫猫を見つめ…。

そしてその通り、ハッキリと言ったのでした。

「お前を妻にする!」と。

なんだか喧嘩の延長のようなプロポーズでして、ロマンチックな感じゼロですよね。

それが、なんだか二人らしいというか、何というか。

疲れていて頭が回っていない状態の壬氏と、壬氏の言葉にムカッときてしまった猫猫の「反論」によって生まれたプロポーズ(笑)。

ここでー!?と読者もビックリの急展開でした。

壬氏はいつから猫猫を想っていたの?

誰もを虜にする美貌を持ち、輝かしい地位にいる壬氏。

なのに、猫猫への想いはなかなか届かない壬氏。

そんな彼は、いつから猫猫を想っていたんでしょうね。

最初の毒入り白粉事件から、猫猫を「面白い娘」だと興味を持っていた壬氏。

その「面白い」が「愛」に変わったのは、一体何をきっかけとしたのでしょうか。

直接的な出来事は、特にないような気がしますが、単なる興味から目が離せなくなり、どんどん惹かれていったのだと推測されます。

壬氏のアプローチ?が明確にわかるのは、園遊会の際にを渡したぐらいからでしょうか…。

猫猫はもう自分のものだと周りにアピールしたかったのでしょうから。

これはどの媒体にも盛り込まれた結構初期のエピソードなので、かなり早い段階から壬氏は猫猫に惹かれていたんですね。

そばかすがお化粧で、取ったら美人ちゃん、という猫猫のギャップも壬氏がやられてしまった一因でしょう。

さらに自分に全く興味を示さないところが、壬氏の闘争心に火をつけてしまったのかもしれません。

いずれにせよ、壬氏は猫猫をずっと想い続けていたことは間違いないと思います!

猫猫の気持ちは?

これはもう皆さんおなじみ、最初はナメクジ的扱いでしたよね!

「人を惑わせるほど類まれなる美貌」の持ち主、とは思っていたものの、猫猫は壬氏に特に興味はなさそうで。

むしろ、お近づきになりたくない人物として敬遠していました。

事件解決のために駆り出されるようになってからは、ご褒美をくれる存在?ぐらいには昇格していたような。

とにかく全く関心なしでした。

しかし、事件を通じて、壬氏の置かれた状況、これまでの生活、そして垣間見える本当の彼の姿、そして苦悩と秘密を知り、少しずつ変わっていきます。

おそらく、良い方へと。

ただ、恋愛には興味がない上、身分の違いも十分に理解している猫猫。

なので、「その想いを受け入れる」までには至っていないのが現状です。

ちなみに、「文庫版」や「Web小説」では、壬氏の想いに気が付いている猫猫ですが、「漫画版」ではおそらく気付いておりません(笑)。

なんとか、「一緒にいて安心できる存在」「好ましく思っている」というところまではきているようなので、壬氏にはまだまだ頑張って欲しいですね。

壬氏と猫猫・その後の2人は結婚したのか?

プロポーズの後の猫猫の反応はどうだったのでしょうかね。

実はなんと、「文庫版」に、返事をした記載がなく…。

そのまま次の日を迎えていました(笑)。

返事もせず、普段通りの翌朝。

プロポーズもビックリですが、返事もしないというまさかの展開(笑)。

ただ、「妻にする!」宣言は、壬氏の立場からするとほぼ命令…。

もちろん、猫猫は断る立場にありませんよね。

しかし、壬氏はちゃんと猫猫の気持ちを大事にするようで。

その手が持つ権力は使わない代わりに、納得できるまで「押す」と明言したのでした。

なので、プロポーズされた猫猫の反応は…。

「分かっていたものの、やっぱり驚きはあり。だけど返事を求められなかったので、そのままやり過ごした。」

という感じでしょうか。

壬氏はかわいそうですが、これも二人らしくて面白いです!

上述した通り…次の日から普通の二人…。

それからも特に関係に変化はないような気がします。

甘い感じになるわけではありませんでしたから。

しかし、続巻を読んで、壬氏の為に、医術の道を究めようと留学?する猫猫を見ていると、前進したのでは、と思いました。

そうなんです、猫猫はついに医学の道に足を踏み入れるんですよ!

それは壬氏が傷を負ったから…それを治すためだと思うのですが、これはもう「愛」なのでは。

プロポーズ直後の変化は全くありませんでしたが、効果があったことは確かなようです。

壬氏のために行動するようになってきたのですから…。

…とまあ、結局のところ結婚という形にまでは至らずでした。

壬氏の立場を考えると、結婚までには多くの壁を乗り越えなければならず、簡単にはいかないのが現実ですしね。

ですがプロポーズ自体は無駄ではなかったと言えると思います。

読者の反応・感想

やはり注目の二人のことですから、いろんな反応がありました!

壬氏のプロポーズが男らしい、とかきゅんとした、とか。

一方猫猫がクールすぎる、とか応えてあげて欲しい、とか。

まあ、だいたいは、早くくっつけ!(笑)という反応ですね。

それから、この二人が上手くいくためには、どのような状況になればいいのかを冷静に分析されている方もいらっしゃいました。

確かに、壬氏の持つ秘密…一番大きな秘密が明らかになってしまうと、王位継承権の問題がかなり引っかかってきてしまいますからね。

壬氏の想いが実ったとしても、壬氏を取り巻く状況が、二人の邪魔になる可能性もありますので。

なかなかに難しい…。

ただ、あの、猫猫を振り向かせることが出来るのであれば、他の問題はクリアできるのではないかと思います。

それぐらい猫猫攻略は大変困難である、ということなのですけどね。

とにかく、わたしとしても、二人が上手くいくことを願っておりますので、今後の展開がかなり楽しみです!

まとめ

以上、今回は、大人気漫画「薬屋のひとりごと」における、「壬氏のプロポーズ」について書いてみました。

「漫画版」を読んでいて、プロポーズなんてまだまだじゃない?と思っていたのに、まさかの「文庫版」の真実にビックリしております(笑)。

しっかりバッチリしてましたね…。

その場面をちゃんと読みたい方は、「文庫版」の第7巻18話ですよ~!

そして、その前になぜか済ませているキスのシーンが読みたい方は第5巻を読んでくださいね~。

第5巻には、プロポーズっぽいことをほのめかす壬氏も載っておりますので、是非是非手に取っていただけたらと思います。

ほんと、その2冊は「猫猫と壬氏を見守り隊」(笑)の方々には必須の巻となっておりますので!

読んでいてニヤニヤが止まりませんよ~。

「漫画版」でも早くそのシーンが読みたい!

早くその願いが叶いますように、作画の先生に頑張ってもらいたいですね!

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