クリスタルスカルの王国|宇宙人の正体をネタバレ考察!最後(ラスト)の結末に小ネタも

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賛否両論の結末が話題のインディージョーンズ・クリスタルスカルの王国。

そのラストが良くも悪くも予想外だったようで…。

それもこれもキーパーソンとなった宇宙人が原因なんですよね。

さて、ここではその宇宙人について正体や結末について解説していきます。

未視聴の方はネタバレ有りですのでご注意くださいませ。

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この記事でわかること
  • クリスタルスカルの王国・宇宙人の正体
  • 宇宙人がキーパーソンになる理由
  • クリスタルスカルの王国の財宝の意味
  • クリスタルスカルの王国の結末
目次

クリスタルスカルの王国の宇宙人の正体は?

明らかに我々人類とは異なる外見の宇宙人。

インディージョーンズの世界観にそぐわないと思われてもしょうがないようなこのキャラクターは何者なのでしょうか?

どこから来て、何が目的なのか?

しかしそれこそがこの作品の一番濃い部分でもあるのです。

宇宙人の正体は黄金都市の王様?

インディージョーンズクリスタルスカルの王国における宇宙人(以下、あえてこう表記します)の正体。

それは7000年前もの大昔、神に選ばれたというウーガ族へ知識を授けた別次元の存在でした。

アケトーの壁画には13人の宇宙人の姿が描かれており、その宇宙人たちへ跪く人々の姿も。

ウーガ族の住むアケトーは、別次元よりやってきた宇宙人たちのもたらした知識で黄金都市として栄えました。

 

本編でも語られた通り、クリスタルのガイコツは強力な磁力を有しておりインディアナたちのピンチを幾度も救っています。

滝を3度も下り、原住民たちの襲撃を抜けてたどり着いたその先。

壁画には何人ものやけに頭の長い人の姿が描かれていました。

肌の色も、周囲でかしずく奴隷のような人たちは明らかに我々人類のようないでたちです。

宇宙人はエイリアンではなく別次元から来た?

Wikipediaでも解説されている通り、頭の長い宇宙人のような頭蓋骨の持ち主はエイリアンとして…ではなく次元を越えられる存在とされています。

現実世界とは違うパラレルワールドのようなイメージで考えても良いかもしれませんね。

…とはいえその姿はどう見てもそのまんまグレイ。

最後にUFOも登場することで余計に宇宙人っぽく見えてしまいます。

クリスタルスカルの王国の結末をネタバレ考察

宇宙人の存在から、どうしても賛否両論の意見に対して話題が向きがちな今作。

ルーカスの脚本がその元になっているのですが、やっぱりアクション映画としての質は一級品であることは間違いありません。

そのラストについて解説です。

財宝よりも価値のある宝とは

作中でも説明されていた通り、7000年前の遺跡にはふさわしくないほどの進んだ文明のアケトー。

黄金都市と呼ばれたことについて「これのどこが?」というセリフがありましたが、何もかもが金でできているということではありませんでした。

 

宇宙人のもたらした宝である、知識は人々の暮らしを豊かにしました。

しかし、それ以上に精神的な充実を図っていた可能性があると考えられます。

 

なぜならそれは、生き物は死後の世界に財宝を持っていくことはできないから。

だからこそ最期は笑って死ねるくらいに満足のいく人生を歩むことこそが最高の幸せ…と考えても不思議ではありません。

スパルコとマックの最期

この世の全ての知識を欲しがったスパルコ、そして遺跡の遺物を抱えて逃げ遅れたマック。

 

スパルコは宇宙人の目を長く見つめて精神に異常をきたして異次元に吸い込まれていきました。

そしてマックは財宝に目を奪われて助かるはずの命を落としました。

 

知識欲と物欲に溺れた者の末路。

二人とも作品の役どころに相応しい退場の仕方でしたね。

ラストのUFOはどこへ消えたのか

遺跡の財宝やスパルコ&マックたちを異次元へと飲み込んで崩壊したアケトー。

脱出したインディたちが見たのは崩れる遺跡から飛び立つUFOでした。

 

地形の岩々を巻き上げて浮かんだUFOはいきなり消えてしまいました。

UFOは宇宙へ消えたのかと思いきや、やはり元々自分たちがいた異次元の世界に戻ったと考えて良いでしょう。

 

ちなみに異次元へと吸い込まれていったスパルコは目を焼かれた後、粉々になった描写があったため、死亡したと考えて良いでしょう。

エピローグ・結婚式

シリーズ一作目のヒロインとして今作でも同じ役どころとなったマリオン。

とうとうインディとゴールインしたのですが、インディの実の息子であるマットの胸中は複雑でしょうね。

 

マットが拾ったインディの帽子をさりげなくその手から取ったシーン。

最後の聖戦から老いたとはいえ、まだ引退の時ではないことの示唆でしょうね。

クリスタルスカルの王国の小ネタを紹介

クリスタルスカルの王国にはインディージョーンズゆかりの色々な小ネタが散りばめられています。

その中でもファンがニヤリとできる小ネタをここでご紹介いたします。

あなたは全部知っていますか?

クリスタルスカル・実物の在処

人間の手では製作不可能と説明されていたクリスタルの頭蓋骨。

本当にあったとしたらオーパーツのようにも思える一品ですよね。

しかしどうやらこれが実在するらしいのです。

その実物はフリーメイソンが所持しているとされています。

ですが、フリーメイソンは活動の内容を非公開としている組織。

広報としては慈善活動やチャリティー活動を行っているとWikipediaに描かれています。

ですけど頭蓋骨の形をしていてもクリスタル、水晶は水晶。

とてもじゃないですが何かあるようには思えないのですが…。

聖櫃が映されるシーンはどこ?

記念すべき第1作となった「レイダース/失われたアーク」で争奪戦となった聖櫃(せいひつ)。

この聖櫃がほんの1シーンだけ映されますが、それは序盤の16分辺りです。

インディがマックから裏切られて逃げ出す際のこと、鞭を使ったターザンジャンプに着地失敗した後で画面手前にわかりやすく映ります。

映画館で見られたシリーズのファンにとっては嬉しいサプライズだったでしょうね。

おぞましい軍隊アリの大群

前作・最後の聖戦にて約5000匹のネズミが撮影に使われたというのはあまりにも有名な話。

今回インディたちはアリ塚を通りがかることで、肉食の軍隊アリの大群に襲われることになりました。

 

ソ連兵が喰われてしまったり、ツタにつかまって上へ逃げたスパルコに向かって登っていくアリたちの姿にゾッとした方も多いハズ。

これは当然ながらCGによる処理による見せ方。

アリ塚に人一人を引きずり込んだり、アリの上にアリが登ってハシゴのようになるなど流石にこれはCGでないとできない見せ方ですよね。

 

しかしこの場面も、パニック映画などにありがちな閉じられた場所でのピンチ!

…ということではなく、むしろ解放された外という空間で追い詰められるという状況。

 

「暗く、逃げ場所がない」という構造で緊迫感を与えるのがセオリーですよね。

しかしこの場面ではそうした風にはせず、むしろ逆転の発想を用いたような作り方にすることで明確に差別化を計れています。

まとめ

インディージョーンズクリスタルスカルの王国に登場した、「異次元からやってきた宇宙人のような存在」についての解説・考察でした。

彼らの正体は次元を越えて別世界へと渡ることのできる文明を持った生き物。

そして進んだ知識を持っていたため、古代文明アケトーの人々から崇められていました。

彼らがアケトーにもたらした本当のお宝は知識で、物的なところだけでなく精神的にも満たしていたと思われます。

欲に溺れたスパルコとマックはそれぞれ、目を焼かれ別次元へと飲み込まれるという最期を遂げます。

遺跡から飛び立つUFOはそのまま異次元へと帰っていったものと考えられます。

最後はインディとマリオンの結婚式ですが、インディはまだまだ現役続行の模様。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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