金曜ロードショー鉄板のアクション映画、インディージョーンズ。
名作・最後の聖戦から19年の時を経てリリースされた新作、クリスタルスカルの王国。
シリーズ最高の興行収入の本作ですが、色々ケチもついてるようで…。
そんなクリスタルスカルの王国がつまらないと言われる理由について調べてみました。
- クリスタルスカルの王国がつまらないとされる理由
- クリスタルスカルの王国が受けた不名誉な賞とは
- クリスタルスカルの王国は俳優陣からも不満が爆発した説
クリスタルスカルの王国がつまらない理由は?
金曜よる9️⃣時🕘
🤠インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国💀最新作「インディジョーンズと運命のダイヤル」の公開当日に、その前作✨を最新作の吹替版と同じ村井國夫🗣による「新録音版」✨で初放送‼️
これを見れば最新作がより楽しめます😆👍#インディジョーンズ #クリスタルスカル pic.twitter.com/1IUqoofFQ3
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) June 26, 2023
なんかちょっとこれまでの作品とは、雰囲気というか…ストーリー展開が他と違う気がするクリスタルスカルの王国。
前作・最後の聖戦が映画史上屈指の名作であるがゆえか、つまらないという意見が散見されます。
そんな駄作と揶揄される理由について考察してみました。
賛否両論の結末だった
物語の途中から明らかに人類のそれとは異なるクリスタルの頭蓋骨が登場します。
キーパーソンとなるのはこの宇宙人のような人物。
なぜか冒険物のアクション映画にいきなりSF要素がこんにちは…ってマジですか?
まぁ知識こそが財宝よりも価値のある本物の宝だったというオチで、なんとなく落とし所にしてあるので納得できなくもないですが…。
やっぱりどうしても雰囲気が違う気がすると思った方も多い様子。
古代の民族的なノリを期待してしまう作風なだけに戸惑いを隠せないところはありますよね。
宇宙人にはキャストも反対だった
調べてみたところ主人公であるインディを演じたハリソンフォードや、あのスピルバーグでさえもこの展開には反対したとか。
この反対意見に無理も無いですが、なにやらジョージ・ルーカスが長年温めた秘蔵のネタだったそうで結局は採用されたらしいです。
なんだかこれが陳腐なB級映画のように思えた人は少なくなかったようで…。
今作の悪役となるスパイコの最期もなんだか釈然としなかったようにも思えます。
ルーカスは宇宙人のネタにこだわりがあったとのことで、「地球外生命体」では反対にあったため「別次元の存在」として提案。
ようやくスピルバーグを説得できたとのこと。
しかし物語の雰囲気にプロットで肉付けするのが自然な流れだと思うのですが、プロットに物語を理由づけしているのはちょっと違う気もしますよね。
駄作として不名誉な賞に輝いてしまった
第29回ラジー賞「最低リメイク及び続編賞」を受賞してしまったクリスタルスカルの王国。
名前がすでに不名誉な感じマシマシの駄作に送られる賞という感じです。
実際問題、インディージョーンズの続編を出すというからには前作を超える魅力と興奮を期待してしまうのが人間の性(サガ)ってもの。
内容がどうであっても、19年ぶりの新作リリースはハードルが高すぎたというのもあったのではないでしょうか。
同じ不名誉な賞を受けた他の映画たち
クリスタルスカルの王国と同じ「最低リメイク及び続編賞」に輝いてしまった映画作品をいくつか調べてみました。
あなたはいくつ見ましたか?
- X-MEN:ダーク・フェニックス(2018年)
- ミュータントニンジャタートルズ:影<シャドウズ>(2016年)
- トランスフォーマー/リベンジ(2009年)
- ハンニバル・ライジング(2007年)
- ジュラシックパーク3(2001年)
- アベンジャーズ(1998年)
誰もが一度は耳にしたことのある、名だたるビッグタイトルが並んでます。
「ハンニバル・ライジング」は羊たちの沈黙から始まるレクター博士のシリーズ4作目にあたる作品。
やっぱりハンニバルと言えばアンソニーホプキンスを期待してしまう方も多かったのでしょうか。
あとはストーリーとして、他のシリーズ作品を知っている方向けの内容っぽくあったのも理由の一つかもしれませんね。
クリスタルスカルの王国は俳優陣からも酷評されていた?
この綺麗なエンディングで終わっとくべきだった→分かる
クリスタルスカルは駄作→マジで意味がわからない
#インディジョーンズ pic.twitter.com/xxmesJvYAR— コットン (@cot_ton2003) June 23, 2023
本作でインディージョーンズの相棒役であるマット・ウィリアムズを演じたシャイア・ラブーフ。
彼は、本作が制作側も不満足の出来だったというようなことを話していたそうです。
シャイア・ラブーフは、2010年9月に行ったインタビューで「人々に愛されている名作を失敗させてしまった。
脚本家やスティーヴン・スピルバーグ監督のせいにすることもできるけど、与えられたものをよく見せるのが俳優の仕事。僕はそれができなかった。
ハリソンとも話したけど、彼も出来栄えには満足していなかったよ」と語っている。
その後、ハリソンはこの発言について言及し「あいつはとてつもないバカだと思う。俳優は出演した映画を支持するのが義務だ。シャイアは野心的で、注意深く、才能のあるヤツで、自分の置かれている立場でどう対処するかを学んでいるところなんだ」と、シャイアの若さゆえの失言と考えている趣旨のコメントをした。
このように、ハリソンフォードのコメントはシャイアを擁護するような物言いをしています。
しかしどうしても視聴者側としては俳優陣でさえも満足いかない出来だったと見えてしまう形に。
上でも解説した通り、ハリソンフォードやスピルバーグは元々宇宙人ネタに乗り気ではなかったようです。
さらに他の出演者たちの感想は明らかにされていないようですが、他の人々がどう思っていたかはぶっちゃけ想像に難くありません。
ファンの多いシリーズだからこそ余計に期待も大きくなっていることは間違いないのですが…。
まとめ
インディージョーンズ・クリスタルスカルの王国がつまらないと言われる理由について解説してきました。
この作品は発表から賛否両論で、否定的な意見が多いものでした。
その理由というのが作風とは違うエッセンスの宇宙人ネタによるもの。
そのため、不名誉な賞まで受けることになってしまいました。
本作は視聴者だけでなく、俳優陣からもあまり良い感想がないとされる作品です。
しかし、それは同時に過去の映画がいかに偉大であるかの証左とも言えると考えられます。
だからこそ、シリーズ完結編となる2023年発表の「運命のダイヤル」に期待がかかってきますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント