わたしの幸せな結婚(小説版)3巻第3章のネタバレあらすじに感想も

こちらの記事では、わたしの幸せな結婚3巻第3章のネタバレを紹介しております。

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目次

わたしの幸せな結婚3巻第3章のネタバレを紹介!

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第3章:義母と直面

相応

別邸に来て、次の日の朝。

ナエが美世を呼びに来ました。

芙由が呼んでいるとのことなのです。

”どうしよう…。”

すでに清霞は昨日の小屋に調査に向かっていて不在でした。

昨日の態度からして、芙由から何を言われるか…不安な美世。

清霞がいないときに会うのは正直怖いと思います。

”でも、逃げていたら何も変わらないわ。”

しかしそう思い直して自分を奮い立たせる美世。

”勇気を出して行動を起こし、自分でできる限りのことをしよう!”

拳を握って芙由の待つ部屋へと歩き出しました。

尋ねた芙由の部屋は目が痛くなるぐらい豪奢な部屋。

まるで西洋の宮殿の一室のようです。

その中心で優雅に椅子に腰かける芙由は、どこかの国の王族のようにも見えるのでした。

美世が来たのを見ると、芙由はナエに命を下します。

「あれをお持ちなさい。」

命令に応じてナエが下がると、芙由はバチンと大きな音を立てて、開いていた扇を閉じました。

「こんな貧相な歳の行った娘を連れてきて…。しかも斎森の娘なんて、なんの利点もない。」

芙由は独り言のように美世に苦言を呈します。

その言葉は全てが事実…美世は返す言葉もありません。

さらに芙由は続けました。

「あなた、異能もないのですって?」

それを聞いて、美世は肩をぴくりと震わせます。

異能のこと…正直に伝えてよいのか、よくわからない美世。

本当は異能がある…という反論などはせずに、そのまま黙っていました。

「あなた自分がこの家に相応しいと思っているの?」

芙由はさらに美世を口撃します。

「あの…。いいえ。」

相応しいかと聞かれると、美世はいいえとしか答えられません。

「清霞さんはあなたに同情しているのよ。不憫に思って世話をしているだけなの。」

美世は芙由の主張に、つい納得してしまいます。

今はそれだけはないと信じているが、きっと最初はそうだったはず…と美世は思うのでした。

挑戦

そうこうしているうちに、何か布のようなものを持ってナエが戻ってきました。

芙由はナエが手にしてきたものを美世に渡すよう命じます。

美世がナエから受け取ったものは上品な紺色の無地の着物でした。

ナエたち女中が着ている着物と同じものです。

「すぐに着替えなさい。」

芙由は美世に命じました。

美世は今、清霞が買ってくれた『すずしま屋』の着物を着ていて、できればこれを着ていたいと思います。

それは清霞から贈られたものだから。

着物を選んで買ってくれた、その清霞の気持ちが嬉しくて、ずっと着ていたいと思うのです。

しかし、今現在、芙由に自分のことを知ってもらうには、反論せずに態度で示すのが確実だと思う美世。

なので、しばらく芙由の言う通りにしてみようとその命令に従うことにします。

”お義母さまに認めてもらいたいもの。”

そして、芙由に「着替えます」と宣言すると、美世は自室に一旦戻り、渡された紺色の着物に手早く着替えました。

着替えてみると、その着物の上質さに驚く美世。

着心地も良く生地も素晴らしいものでした。

”一流の名家はこういうところから違うのね。”

美世は素直に感心しながら、芙由の部屋へと急ぎました。

「あら、とても似合っていてよ。」

部屋に戻ると、芙由は女中姿の美世に満足した様子。

「はい。恐れ入ります。」

美世はその芙由の嫌みには全く動じることなく、丁寧にお辞儀をします。

芙由にそう言われても、美世は特に苦しい気持ちにはならなかったのです。

清霞と出会ってゆっくりと温められた心は、あざ笑われても冷めることはありませんでした。

「では掃除でもしてもらおうかしら。ナエ、この娘を働かせなさい。」

芙由の指示に、ナエは困惑した表情になります。

「本当に…よろしいのでしょうか?若旦那さまがなんとおっしゃるか…。」

ナエが心配する通り、きっと知られたら清霞はまた激しく怒ってしまうはず。

しかし、それは美世が望んでいないことでした。

”きっと旦那さまも分かってくれるわ。これはわたしに必要なことだから。”

そう思う美世。

「わたし。やります。お掃除させてください!」

思い切って大きな声を上げる美世。

「本人がそう言っているのだから遠慮することはなくてよ。とことん使っておやりなさい。」

芙由はナエを見ると優雅にそう言い放ちます。

「頑張りますのでよろしくお願いいたします。」

美世はそう頭を下げると、ナエと共に掃除にとりかかるのでした。

全ては芙由に認めてもらうため美世の挑戦が始まります。

仕事

「では…窓拭きを…。」

ナエはためらいがちに美世に言いました。

「はい。わかりました。」

無理難題だったらどうしようと考えていた美世にとって、窓拭きとは拍子抜けするぐらいの作業。

慣れた手つきで芙由の部屋の窓を丁寧に拭いていきます。

時々芙由から小言が飛んで来ましたが、くじけることなく言われた通りに拭き直す美世。

熟練の女中であるナエも納得の仕上がりで窓拭きを終えるのでした。

「休む暇など与える必要はなくてよ。次の仕事をさせなさい。」

芙由も仕上がりに文句のつけようがないらしく、美世を次の仕事に向かわせます。

それから本当に休みなく仕事をこなしていく美世。

その美世の熱心な様子に、ナエやその他の女中たちが代わる代わる手伝いに来てくれていました。

芙由もたまに様子を見てはキツイ言葉を浴びせるぐらいで、邪魔したり手を上げることなどはありません。

斎森の実家では、手伝ってくれる人は誰もおらず、継母からの罵倒に平手打ちの毎日だった美世。

やはり斎森家とは全く違うと美世は改めて感心するのでした。

午前中いっぱいせっせと手を動かし、掃除が一段落したところで、ナエが美世の所にやって来ます。

「奥さまがお呼びでございます。」

それを聞くと、美世はぴしっと身体を緊張させて、芙由の部屋に向かうのでした。

対立

芙由にとって、清霞は自慢の息子です。

だからこそ、立派な淑女を嫁に…と考えていたのですが、連れてきたのは美世。

異能も持たず、家族からも見放され、教養もない娘。

自分が選び抜いて送り込んだ名家の令嬢には目もくれなかったのに、どうしてなのかと芙由は苛立ちます。

美世は清霞の同情を誘って甘い汁を吸う厚かましい女だと思う芙由。

そのため、大事な息子を食い物にされないよう、美世の自尊心を傷つける行為をして追い出そうと目論んでいました。

しかし、使用人の格好で掃除をさせても平気な顔をしている美世に、アテが外れて悔しく思う芙由。

まさか美世が斎森家で使用人以下の待遇を受けていたなど芙由は知る由もありませんでした。

「失礼いたします。」

芙由の部屋に、美世が静かに入ってきます。

芙由は思わず睨みつけました。

「掃除が終わったのね。床に這いつくばる姿がとても似合っていてよ。」

開口一番の嫌味を、美世は黙って聞いたまま。

「何とか言ってみなさい!」

芙由は黙ったままの美世にそう声をかけました。

すると美世はようやく口を開きます。

「あ、の。わたし、感動しました!久堂家ともなれば、お仕着せがこんなに良いものなのですね!」

美世の言葉に芙由は眉をひそめました。

「当たり前です。みっともない格好の者など置いておけません。品位が疑われます。それすら知らずに我が家に嫁ごうと?」

芙由の言葉に、美世は「申し訳ありません」と元気よく謝罪します。

「あなた?何を言われているか分かっているの?」

美世の勢いに、芙由は一瞬言葉を失いますが、気を取り直して美世に自分の考えをぶつけました。

「あなたには相応しくないわ。早くこの家から消えなさい!」

芙由は声を荒げます。

「いい暮らしがしたいの?卑しいこと!あなたと結婚してこちらに不利益以上の利益はあるの?」

そう言って美世を徹底的に見下す態度の芙由。

美世は一度はうつむきますが、再び顔を上げて口を開きました。

「価値は自分にはないと思います。でも旦那さまはわたしを必要としてくれます。」

慎重に言葉を選びながら、しっかりと話す美世。

その態度に芙由の苛立ちは限界に達しようとしていました。

「だから、わたしはあきらめません。旦那さまがお許しになるなら…。」

その美世の言葉を聞いた瞬間、芙由の頭に、昨日の清霞の言葉がよみがえってきました。

自分を呼び捨てにした息子。

母親と認めたことはないと言い切った、美世を守るためには自分を殺すと言った清霞。

芙由の頭にかっと血がのぼります。

清霞も、目の前の美世も自分を軽んじ蔑ろにしている、そう芙由は思ったのです。

「バカにしないでちょうだい!」

金切り声を上げて、芙由は手を振り上げたのでした。

前当主

殴られるのを覚悟した美世。

しかし、芙由の手が美世の頬に飛んでくることはありませんでした。

「そこまでだよ。芙由。さすがに看過できない。」

正清が芙由を止めたからです。

「ごめんね美世さん。ごほごほ。」

急いで駆けつけたのか、息を切らしてせき込む正清。

しかし、芙由の怒りは収まる様子がありません。

「バカにして!何の権利があってあなたは…。早く消えなさい!無礼者!」

美世に向かってそう叫びました。

すると正清がいつもの様子からは想像もできない大声をあげたのです。

「芙由!」

その表情は厳しく、瞳は凍えていました。

「それ以上は許されないよ。君には美世さんに対して何の権利もない。」

有無を言わせぬ冷えた声色に、芙由は怯えたように凍り付きます。

「だ…んな…さま…。」

部屋にしんと静寂が訪れました。

重苦しい空気が漂います。

「美世さん。申し訳ない。迷惑をかけたね。」

美世も威圧感と緊張で上手く言葉が出せません。

「い…え。わたしが至らないのです。申し訳ありません…。」

目だけが笑っていない正清に、美世の背中にぞくりと悪寒が走ります。

今更ながら、正清が久堂家の当主であったことを思い知らされたのでした。

「わたくしは…何も間違っていないわ。」

芙由がか細い声で呟きます。

「芙由。感情に支配され、考えなしに行動するなら、それはもう人間とは呼べないよ。」

正清の言葉に芙由は”ひゅっ”と息を吞みました。

聞いていた美世も恐怖で身体が震えます。

”怖い…。愛する人に「人間ではない」という冷たい言葉を簡単に口にできるなんて。”

もしかしたら清霞もそういう面を持っているのかもしれないと思う美世。

”でもそれでも簡単には傷付かないし、離れないわ。”

美世は急に清霞のぬくもりが恋しくなるのでした。

煩悶

美世が芙由に認められようと頑張っていた時、清霞は村に調査に向かっていました。

”どうかしていた…。馬鹿なことを言った…。”

歩きながら、清霞は煩悶としています。

それは昨夜の出来事が原因でした。

慌てて逃げて行った美世の後姿を思い出す清霞。

まさかあんなに過剰に反応するとは清霞は思いもしていなかったのです。

あの時、気軽な気持ちで”一緒に寝ればいい”などと言ってしまった清霞。

その無神経さに自己嫌悪に陥っていました。

世間知らずで奥ゆかしい美世なら、気にもしないだろうと思っていた節もあり。

さらに自然と同じベッドで寝ようとしていた自分のことさえ理解できずにいたのでした。

”切り替えなければ!”

悶々としていた清霞は自分にそう言い聞かせます。

任務中というのに、違うことを考えてはいけないと自分を戒め、仕事の方へと思考を持っていくのでした。

この村での目撃証言…それはすでに確認済みでした。

ひと月前から謎の人影をみたという報告が上がっていて。

それを皮切りに、が現れた、角のある何かを見たという報告が増えていく一方。

これだけの証言があれば見間違いということもなく、何らかの原因でその状態が生じていると想像できていました。

清霞はまずは村はずれの廃屋の調査からと考え、早速そこに向かうことを決めます。

おそらく廃屋には怪しげな集団が潜伏していると考えている清霞。

とりあえず、案内できる村人を探すのでした。

清霞が訪ねたのは昨日の商店

そこで案内できる人を紹介してもらう算段でした。

昨日対応してくれた女性は、清霞の正体に驚きながらも、一人の男性を紹介してくれます。

「最初に化け物を見た奴だよ。」

女性はその男性のところまで案内してくれると申し出てくれました。

そこで清霞は女性と一緒にその男性の家まで向かうことに。

「昨日のかわいい子は留守番かい?」

道中女性が美世のことを尋ねます。

清霞は危険に巻き込めないからと連れて来なかった理由を女性に説明するのでした。

そんな説明をしていると、また美世のことで頭がいっぱいになってしまう清霞。

美世は良くできた娘なのに、自分の所に来てから何度も傷つけてしまったと思います。

上手く優しくできず、自分を情けないとすら思う清霞。

”でも手放せないし、手放したくない…。”

清霞は複雑な想いを胸に抱きながら歩くのでした。

しばらく歩いて行くと、その男性の家に到着します。

女性が戸を叩いて男性を呼び出しました。

「おはよう。…あれ?見ないうちにやつれたんじゃないか?」

出てきた男性を見るなり、女性が驚いた声を上げます。

確かに女性の言う通り、男性の頬はこけ、目元には隈、そして無精髭にぼさぼさの髪。

明らかに尋常じゃない様子でした。

「帰って…くれ。」

男性はそう言います。

清霞には気が付いていないようです。

「用があるんだ。」

女性が言うと、男性は急に怒鳴り声を上げました。

「帰ってくれ!鬼が…鬼が頭から離れないんだよ!戸を開けたら鬼が入って来る!」

震えている身体から、男性の恐怖心が見て取れるようです。

清霞は、失礼、と断ると、男性に近づき肩に手を置いて話しかけました。

「怯えなくていい。落ち着くのだ。軍に所属している久堂だ。噂の調査に来た。」

男性はようやく清霞に気が付いたようで、ハッとします。

そしてすぐに清霞にしがみつくと、助けてくれと懇願するのでした。

その後、男性から聞いた話は、やはり報告にあったものと一致していました。

怪しい人影、廃屋に潜伏する複数の人々、鬼の目撃証言。

さらに男性によると、鬼は大きな人型で、角が2本

歯をこすり合わせるような不快な音を出し、黒いマントで全身を覆っているということでした。

「俺は怖くて気絶して、気が付いたら村の入り口にいたんだ。でも俺は襲われたんだ!」

話しながら男性はがたがたと震えます。

怯えて再び恐慌状態に陥ってしまった様。

これでは廃屋までの案内は頼めないな、と清霞は諦めます。

その後はその男性をなだめると、結局ひとりでその廃屋に向かうことにするのでした。

名無しの教団

女性から大体の場所と行き方を聞くと、清霞は廃屋の方向へと向かいます。

村のすぐ横の山の斜面を登って、反対側に下ると川沿いにある、というその廃屋。

清霞が言われた通りに進んでいくと、今にも崩れ落ちそうな小屋が目に入ってきました。

”あれか?”

そう思って清霞は周囲を警戒しながら小屋に近づきましたが、何の気配も感じませんでした。

”出払っているのだろうか?”

さらに小屋に近づいてみましたが、やはり小屋の中は無人らしく、物音もなく人の気配もしません。

”あの男の話から、人と異形が一緒に行動しているかのようにも思えたが…でも違和感があるな。”

そう思う清霞。

そこで小屋の中を隙間から覗いてみました。

そこには毛布が床に落ちていたり、食べ物の残骸があったり…。

どうやら誰かが寝泊まりしているのは間違いないようです。

用心して戸を開け小屋の中に入ってもみましたが、ここに誰かが暮らしているということ以外、特に何も掴めませんでした。

収穫なしで帰ろうとした清霞。

しかしその帰り際、黒いものが床に落ちているのに気が付きます。

それはマントでした。

内側に何かの文様が刺繍されています。

じっくり見ると、それは逆さの盃とそれを囲むように炎を纏った榊の刺繍でした。

清霞はそれを見ると不安や不快が一気に押し寄せてきます。

それは神を冒涜するような模様…衝撃的な罰当たりさの刺繍だったからです。

そして清霞にはその文様に心当たりがありました。

現在密かに問題となっていて、政府が追っている団体…。

「名無しの教団」の文様です。

その教団は、まだ世間には情報が出回っていないものの、政府や軍内部で大きな問題となっている新興宗教団体なのです。

清霞は少し考えた上で、マントはそのままにして小屋をあとにしました。

重要な手がかりとなりそうなマントを置いてきたのには理由があります。

何者かが小屋に侵入したと勘づかれても厄介だし、そのことで村人が疑われ襲われてはいけないと思ったからなのです。

この場所に長居してはいけないという直感から、清霞はすぐに村に戻るのでした。

腑抜け

村に戻った清霞は商店へと顔を出します。

すると商店には女性だけでなく、鬼を見たというあの男性も一緒にいました。

「どうだった?」

不安そうに尋ねる男性。

「廃屋には誰もいなかった。人も…鬼も…。しかし誰かが寝泊まりしている痕跡はあった。」

清霞はそう答えました。

「捕まえてくれないのか?」

落ち着きは取り戻したものの、やはり不安そうな男性。

「いないものは捕まえられない。しかし、また違う時間に調べに行く。動きがあったら教えて欲しい。」

男性は清霞の言葉に頷きました。

隣にいた女性はその様子を見て笑い出します。

「軍人だからって無理するんじゃないよ。あのかわいい子に心配かけないように。」

女性が言う”あのかわいい子”とは、間違いなく美世のことでしょう。

そう言われると、急に美世が心配になる清霞。

屋敷でどうしているか…仕事中というのに美世のこと考えてしまいます。

”この私が仕事に集中できないとは…。”

清霞は腑抜けた自分にうんざり。

気を引き締めなければ…と思います。

清霞は商店の女性へ協力の感謝を述べると、別邸に帰ることにしました。

黒い影

商店を出た清霞。

空を見上げると、あっという間に昼になっていたことに気が付きます。

おまけに、雲行きも怪しくなってきていました。

そこで別邸へと急ぐ清霞でしたが、途中でふと不審な気配を感じます。

”この気配は…?”

明らかに何かがうろついているような様子に、清霞は自分の気配を殺して歩き続けます。

その不審な気配はどんどん強くなっていきました。

”素人だな。”

そう思いながらも油断せず慎重に視線を巡らせる清霞。

すると視界の端に黒い影をとらえました。

すぐさま清霞はその影を追いかけます。

その影は、先ほど見たマントを纏っていました。

黒い頭巾をかぶり顔の見えないその影。

清霞の俊足からは逃げられません。

追い付くと、清霞はさっとその手首を掴み、捻り上げて拘束しました。

その手首の感触から男性であることを悟る清霞。

そのままねじ伏せ、膝をつかせると、その男の頭巾が取れて顔が露わになりました。

「くそ!おのれ!」

そこには憎々しげに歯を食いしばる男の顔があります。

清霞には見覚えのない男…。

その男の正体を考えながら顔を見ていると、清霞には突然その目が鋭く光ったように見えました。

”何だ?このおかしな空気は…。”

急にぞくりとする空気に包まれたかと思うと、清霞は男性の身体がカッと発熱したのを感じます。

驚いて飛びのけると、その男性はのっそりと立ち上がりました。

その顔は先ほどのとは全く違って、人形のように虚ろで生気がありません。

男は右手を宙に掲げました。

そして小さく呟きます。

「シ…ネ…。」

男がそう呟いたと同時に、あたりに無数に落ちていた枯れ葉が一斉に清霞に向かって襲い掛かりました。

”異能か?無駄だな…。”

それはあまりにも弱い力でした。

清霞が鼻を鳴らすだけで、その枯れ葉は動きを止め落ちていきます。

男はそれでも無表情のまま、しつこく力を使い続けました。

もちろん、枯れ葉は1枚たりとも清霞に当たることはありません。

清霞は護符を取り出すと男の背に貼り付けました。

それは異能封じの護符

すると男性はがくりと脱力して動かなくなりました。

「効いたか。ということは…あれは本当に異能なのか?」

男性の表情や動きは、人が人ならざるものに憑かれている時の様子に似ていたため、今回もそうだと思っていた清霞。

しかし、その場合には護符の効果がないとされています。

逆に護符が効いたということは、男性が異能者であると考えられるのです。

ですが、元から異能者であるならば、最初に捕まる前に、異能で抵抗したはずだとも考える清霞。

異能か、異能ならざる力か、いまだ体験したことのない状況に、清霞は困惑するのでした。

第3章の感想:芙由が想像以上に怖い!そして変な教団の存在が不安を煽る展開に…

またまた落ち着かない二人。

美世VS芙由に、清霞VS不思議な男。

第3章でもごたごたがとどまることがありません!

ほんと、いつになったら落ち着くのー?

いまだその兆しが見えませんよ…。

これからますます大変なことが起るというフラグは大いに立っていますけどね。

なんかもう、不憫です。

美世は芙由に認めてもらうために戦っているし、清霞は仕事で戦っているし。

大変すぎる。

…にしても美世…最強説

結構な仕打ちですよね、芙由の態度や命令。

なのに、淡々としている美世。

強すぎませんか?

斎森家で鍛えられているからか、泣くこともなく頑張り続けるその姿。

すごいです。

芙由にもモノ申してますからね。

芙由の方が乱されっぱなし。

あとからドバっと感情が崩壊しないといいのですが…。

でもきっと清霞さまが癒してくれると信じています。

なんだか正清と芙由の関係も気になるし、読んでいるこっちも落ち着きませーん!

で、清霞さまはと言いますと、また厄介なことに目下巻き込まれ中。

変な教団とかおかしな男とか出てきちゃってます。

これ、第4章でさらに深堀りされるのかな。

早々に解決してくれないと、こちらも安心できません。

美世とのラブラブな生活を送る姿を、私はずっと待ってるんですから!

1巻からずっと待ってるんですから‼

さあ、早いところ第4章を読まねば…。

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