わたしの幸せな結婚(小説版)3巻第2章のネタバレあらすじに感想も

こちらの記事では、わたしの幸せな結婚3巻第2章のネタバレを紹介しております。

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目次

わたしの幸せな結婚3巻第2章のネタバレを紹介!

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第2章:揺れて、照れて

別邸へ

今日は別邸に向かう日です。

別邸までは朝一の汽車に乗り込んで、半日もかかります。

遠出も初めてながら、鉄道を利用したことがない美世は、乗車中ずっと緊張していました。

「美世。寛いでいいのだぞ。」

軍服姿ではなく、白シャツに黒いズボンの清霞が、優雅に新聞を読みながら、美世にそう話しかけました。

「美世さん。お茶はいかがかな?」

一緒に乗っている正清ものんびりとしていてお茶を勧めてきます。

こぼしそうで飲めないと思う美世は、その申し出を一生懸命断りました。

実は…今回の別邸訪問には、頼りになる葉月がいません。

どうしてもはずせないパーティがあるとかで、それには美世もかなり落胆していました。

「誰が美世ちゃんをお母さまから守るのよ!」

葉月はそう叫んでいましたが、こればかりはどうしようもなく…。

そんなこんなで今回は3人での旅になったのでした。

昼まで列車に揺られると、ようやく目的地に到着します。

到着したのは近年温泉地として栄え始めた町の駅。

その場所は田舎ではあるものの、自然に囲まれ夏は涼しく、おまけに温泉がある素晴らしい環境です。

なので、久堂家以外にも富裕者の別荘がいくつもあるのでした。

「さ、降りよう。」

正清の合図で、3人は一斉に立ち上がり列車を降りようとします。

美世も荷物を持って降りようとしたところ、その荷物をさっと清霞が取り上げて歩き出しました。

「旦那さま…!自分で持てます!」

そう美世が追いかけましたが、清霞は構わないと言ってスタスタ歩いていきます。

そして3人が駅のホームに降りると、そこにはひとりの老齢の男性が、出迎えの為に待っていました。

燕尾服を着てしっかりと整髪されたその男性は、正清に向かって深々とお辞儀をします。

「旦那さま、おかえりなさいませ。」

それから美世と清霞の方を向いて、再び頭を下げます。

「若旦那さま、若奥さま、ようこそ。」

清霞はその男性に話しかけました。

「笹木、久しぶりだな。」

にこにこと笑顔を浮かべるその男性。

名は笹木と言い、別邸の管理人兼執事です。

美世は笹木に挨拶をされて、じわっと頬が熱くなってしまっていました。

”わ…若奥様!?”

聞きなれない呼び方に照れを隠せない美世。

そんな美世の反応を見て、笹木は柔らかく微笑みます。

「じつに可愛らしい奥様ですね。」

そう清霞に囁くのでした。

対面

駅の横に停められた自動車に乗り込むと、3人は笹木の運転で別邸に向かいます。

10分ほど走ると、限りなく自然近くに建てられた別邸に到着しました。

自動車を降りると外は肌寒く、そろそろ冬が来そうな…そんな空気が流れています。

「空気が澄んでいますね。」

美世は清霞に話しかけました。

「これだけ自然の中にあればな。美世、寒くないか?」

清霞は澄んだ空気のことよりも、美世の身体を気にしているようです。

美世はふ、と笑って、着ている羽織を手で触りました。

「この羽織があるので、大丈夫です!」

それは清霞が『すずしま屋』で生地を選んでくれた羽織。

美世の大のお気に入りでした。

「そうか。よかったな。」

そう言って清霞は美世に微笑みかけます。

そんな話をしていると、いつの間にか美世たちは玄関をくぐっていました。

久堂家別邸は洋風の木造住宅。

久堂家本邸よりは小さいけれど、清霞の家よりははるかに大きく、かわいらしい印象の建物でした。

「おかえりなさいませ。」

正清を先頭にして別邸に足を踏み入れると、一斉に使用人たちが頭を下げます。

その中心には上品なドレスを着た女性が堂々と立っていました。

「旦那さま。おかえりなさいませ。」

ぱらりと扇を広げて優雅に口元を隠し、眉を寄せながらそう言う女性。

”おそらくこの方が…旦那さまの…お母さまだわ。”

義母

清霞の後ろで、美世は身体を緊張させました。

「ただいま。まいはにー!」

不機嫌そうなその女性…久堂芙由とは対照的に、正清は笑顔で彼女に近づいて行きます。

「あたくしはその寒いやりとりには付き合えません。何度言えばわかるのかしら?」

あくまで冷たい態度の芙由。

しかし、正清は嬉しそうな様子。

「そんなこと言わないで。僕は愛する君に…。」

そう言いかけた正清。

しかし芙由は一言ぴしゃり。

正清の言葉を遮ります。

「あたくしたちに愛などありません!」

そう自分の夫を斬り捨てるのでした。

そしてそのまま清霞と美世の方をちらりと見ます。

清霞は自分の身体でさっと美世を隠しました。

「清霞さん。すいぶんとご無沙汰でしたわね。薄情な息子だこと。」

冷えた声で、にこりともせず、溢れんばかりの威圧感を出して清霞に向かう芙由。

「薄情?そうでもないはずですが?」

清霞と芙由の間に流れる緊迫した空気が、場の緊張感を高めていきます。

”このままではいけないわ。”

美世はぐっと身体に力を入れ、決心して清霞の隣に立ちました。

そして、真っ直ぐに芙由を見つめて頭を下げます。

「あの…。初めまして。わたしは斎森美世と申します。」

その美世の行動に驚いた様子の清霞。

しかし、美世が勇気を振り絞って挨拶をしたものの、芙由は何の反応もしませんでした。

そして清霞に尋ねます。

「清霞さん。そのみずぼらしい付き人はなんですの?」

”付き人”

それは自分のことだと美世はすぐに理解しました。

今更落ち込みはしないものの、美世は久しぶりに心がえぐられたような気持ちになります。

確かに間違いではない…と受け入れる美世でしたが、隣にいる清霞には決して看過できない言葉だったようでした。

「付き人?」

清霞はそう呟きます。

「ええ、その醜女のことです。粗末な見た目だわ。隣に置くなんて品性を疑われてよ?」

そう言って、芙由は美世を汚いものを見るように一瞥しました。

その言葉が清霞の我慢の限界を超えることになったのでしょう。

屋敷の外に落雷による轟音が鳴り響きました。

もちろんそれは清霞の異能の発動による落雷。

「もう一度言ってみろ!」

清霞の低い声が響きます。

正清が止めようとしますが、清霞は完全無視。

「母親に向かって…なんて口の聞き方?」

芙由も負けません。

「あなたのことを母親と認めたことはない!」

しかし、清霞のこの一声に芙由は顔を真っ赤にしました。

清霞は冷たい眼差しで芙由を睨みつけます。

「低俗なのはどちらだ。」

そう言って自身の母親を馬鹿にするよう嘲笑する清霞。

「私は婚約者を連れて行くと、その名も、事前に告げていた。」

清霞の言動と態度に、芙由は怒りで爆発しそうでした。

この大変な状況を止めようと、美世は清霞の服の袖をそっと引っ張ります。

”私は大丈夫です。”

そう伝えたくて。

しかし、これに反応したのは清霞ではなく芙由でした。

しかも悪い方向に…。

「あたしの息子に触れないでちょうだい!捨て子のくせに!」

急に叫ばれて、美世はびくりとしますが、確かに捨て子かも…と頭では冷静に考えます。

いまさら特に腹も立たない美世でしたが、周囲は清霞が再び爆発するのでは…とびくびくしていました。

「あなたのような娘を久堂家に迎え入れるわけがありません。」

芙由はさらに美世に暴言を浴びせます。

「黙れ!」

清霞がそう言うのと同時に、正清が割って入りました。

「二人とも、やめなさい!」

そこで、清霞は芙由に向かうのを止め、美世の手を引いて、ずんずん歩き出します。

そして二階に向う階段の前で振り返り、芙由見下したような目で見つめました。

「次に美世に酷いことを言ったら殺す。」

清霞の声から、態度から、それが本気であることが伝わります。

一同がぎょっと目を剥きましたが、清霞は気にも止めませんでした。

抱擁

急いで二階に向かう二人に、笹木が慌てた様子で付いてきます。

そして角部屋に案内してくれました。

そこは広くて日当たりの良い部屋で、素晴らしい内装の施された豪華な部屋です。

「それでは、この部屋をお使いください。」

慣れた手つきで荷物を運び入れた笹木は、そう一礼して退出していきました。

「美世。すまない。」

二人きりになると、清霞は辛そうな顔でそう美世に謝りました。

そして美世を優しく自分の腕の中に包み込みます。

清霞のせいじゃないと言いたかった美世でしたが、突然の清霞の行動に、身体が硬直して口を開けませんでした。

「嫌な思いをさせたな。」

清霞は美世の頭を何度も撫でます。

”温かくて安心するわ。”

美世は緊張と恐怖で強張っていた身体がほぐれていくのを感じました。

”あれぐらいの悪口、平気だと思っていたけど、実はそうでもなかったのかしら。”

美世は初めてそこで自分が実は辛かったことに気が付きます。

「母がああいう人間だと分かっていたのに…すまない。」

眉間に深いしわを寄せ、眉尻が下がっている清霞。

「わたしは大丈夫です。旦那さま。」

清霞が自分よりももっと悲しむ様子を見せていたので、美世はそう声をかけました。

そして努めて前向きな言葉を伝えます。

「あの、わたし、できるだけ頑張ります。過去は変えられませんけど、やはりお義母さまと仲良くしたいのです。」

すぐに諦めていたら信頼関係など生まれないことを、美世はもう、ちゃんとわかっています。

”わたしは逃げないわ。”

どうしたら芙由に理解してもらえるか、それは少しもわからないままですが、美世は諦めないと決心しました。

「ですから、しばらく見守っていて、くださいませんか?」

美世の言葉を聞いて、清霞はなんだか拗ねたように顔をしかめます。

それは子どもの様で、なんとも可愛らしく、美世は笑ってしまいました。

「仕方ないな。」

美世の決心を清霞は受け入れます。

「さっき殺すと言ったのは本気だから。また何か言われたら報告するように。灰にする。」

そう言うと、清霞はようやく手を放して美世を解放しました。

抱き締められていた温もりが急に離れて、美世は寂しさを感じます。

”寂しい?旦那さまの腕の中にもっといたいと思っていたのかしら?”

そう考えると急に頬が赤くなる美世。

頭がのぼせて目が回りそうでした。

芙由の行為にも、仲良くなるのを諦めないと言った美世を見て、清霞は少し安心した様子。

話が一段落したところでサッと立ち上がりました。

「さて、まだ夕食まで時間があるな。少し村の方へ出てくる。」

清霞は村の様子を探るために外出するようです。

「あの。わたしは…。」

強がって見守っていてほしいと言ったものの、やはりいきなり別邸に残されるのは心細い美世。

「お前は休んでいてもいいが。」

そう言って清霞は一瞬考えます。

「…でも、疲れていなければ、一緒に来るか?」

そう言って、美世を仕事関係での外出に誘うのでした。

調査

清霞の目的地である農村までは、歩いて15分程度。

二人は、ゆっくりとなだらかな道を歩いてそこに向かいました。

清霞の任務に付き添うなど、美世には初めてのこと。

「今回の任務は調査が主な仕事だ。」

歩きながら清霞がそう説明してくれました。

この辺りで妙な怪奇現象が起こるらしく、その情報を得るのが清霞の目的だそう。

実は現在報告されている怪奇現象は、この土地では今までに起こったこともない現象らしいのです。

そういった突然発生した現象は、異形が原因であることが多いのが通例。

そして原因でなくてもその恐怖心から新たな異形が生まれてしまう可能性があるのです。

異形が絡む問題…しかも新たに異形が生まれるかもしれないとあって、早期解決が求められる事案。

それゆえ、清霞たち対異特務小隊に話が回ってきたのです。

今のところ、その怪奇現象自体の情報が少なく、対策方法も分かっていません。

なので、実際に現地に赴いて情報を集めよと清霞に命が下されたのでした。

「状況の把握と聞き込みが必要なのだ。付き合ってくれ。」

そう言って美世の頭にポンと優しく手を乗せる清霞。

美世は口元を緩ませながら、はいと答えました。

”旦那さまとお出かけ、嬉しいわ。そしてお仕事のお話をしてくださるのも嬉しい…。”

仕事について話してもらえるのは、信じて認められている証拠のようで、うれしさが溢れる美世。

心を弾ませながら歩くと、すぐに村の入り口まで着いてしまいました。

入り口に立っている小さなお地蔵さまに、挨拶がてらそっと手を合わせると、二人は村の中に足を踏み入れました。

「あそこで話を聞いてみよう。ついでに土産物も見ればいい。」

清霞が雑貨や土産物を売っている店を指し示しました。

遠出もお土産を選ぶのも初めての美世。

わくわくしながら、はいと頷きます。

見るからに嬉しそうな美世の姿に清霞は楽しそうだなと声をかけました。

「はい。すごく嬉しくて、すごく楽しいです!」

笑顔で話す美世。

すると清霞は急に暗い表情になります。

「もっと賑わっている場所の方がいろいろあって楽しかったかもしれないな。不甲斐なくてすまないな。」

美世は慌てて否定しました。

清霞は、美世に嫌な思いをさせてしまったとまだ気に病んでいるよう。

おそらく連れ出したのも、美世の気を晴らすため…という心遣いだったのでしょう。

「旦那さまは不甲斐なくない…です!」

そうはっきり伝えたものの、なんだか恥ずかしくて赤くなる美世。

清霞も気恥ずかしそうで顔を合わせられない様子。

そんなぎこちない空気のまま二人はお店に入ったのでした。

新婚さん

入ったそのお店には食料品、日用品、それから装飾類や古着、土産物が置いてあります。

帝都の店と比べると、広くもないし、商品も新しくはない…。

しかし美世は、この落ち着いた雰囲気のお店をとても気に入りました。

「楽しいお店ですね!旦那さま!」

美世はやはりとても嬉しそう。

店内をきょろきょろ見渡しては清霞に笑顔を向けていました。

”あ、かわいい!”

美世はふと気になる物を発見します。

それは木彫りの動物の置物。

あまりにじっと美世が見つめているので、店番の老齢女性が話しかけてきました。

「気に入ったかい?」

急に話しかけられてビックリするも、美世はその問いにしっかりと答えます。

「はい。かわいい置物ですね。」

すると女性は、美世に置物の説明をしてくれました。

「定番の土産物だよ。山で伐ってきた木を手彫りしてつくっているのさ。」

その彫りの細やかさに自然と感嘆の声が漏れる美世。

そこに後ろから清霞が顔を出します。

「買うか?いくつ買ってもいいぞ。」

本当は1つだけ欲しいと思っていた美世。

しかし、清霞はもっと買ってあげたいという様子、店の人はもっと買ってほしいと期待する様子…。

その圧に負けて、結局並んでいる動物を1種類ずつ買ってもらうことにしました。

清霞はさらに大きな酒樽も購入するようでした。

代金を勘定しながら、お店の女性が言います。

「二人は帝都から来たのかい?ここらあたり、最近は物騒な噂があるから気をつけなよ。」

その話に、美世と清霞は目を見合わせました。

”物騒な噂”とはおそらく知りたかった怪奇現象のことだと二人は確信します。

そして清霞は、その噂の詳細を女性に尋ねたのです。

「木を伐りに行った連中が化け者を見たとか、村はずれのぼろ小屋によそ者が出入りしているとかだね。」

詳しくは知らない様子の女性の答えに、清霞はふむと考え込みます。

しかしそれ以上の詮索はしません。

詳しくは知らないようだし、詮索して怪しまれても困るという判断をしたのでした。

「気を付けるようにする。世話になったな。」

そう言って、店を出ようとする清霞。

美世も続けて店を出ようとしましたが、女性が美世を呼び止めました。

そして美世に手を出させると、その手に亀の置物を載せるのでした。

「おまけだよ。あんたたち、新婚さんだろう?ささやかなお祝いさ。亀は縁起がいいから。」

”新婚!”

美世はその言葉で顔が真っ赤に!

「あの?どうして?」

恥ずかしそうにそう聞きました。

「こっちが恥ずかしくなるぐらい初さじゃないか。あんたの旦那。とびきりいい男じゃないか。仲良くね。」

美世は小さな声でなんとかお礼を言うと、先に店を出た清霞の背中を追います。

”夫婦…。結婚…。”

そんなことをぐるぐる考えながら。

「美世。用は足りたのか?」

清霞は顔を真っ赤にして自分を追う美世に、気遣う声をかけるのでした。

そんな優しい婚約者のそばで、美世の心は温かくなります。

しかし、それと同時に美世の胸は痛いほど高鳴ります。

”わたしは旦那さまを心から慕っているわ。”

それだけは確実にそう言える美世。

ただ、その気持ちがどういう種類のものか…それはまだわかっていませんでした。

ベッド

村を一回りして、美世と清霞は別邸に戻りました。

女性が教えてくれた、村はずれのぼろ小屋は確認してきましたが、詳しい調査は明日清霞が一人で行うということ。

「おかえりなさいませ。」

女中のナエが二人を出迎えてくれます。

ナエは笹木の妻。

どうやらこの別邸の使用人は笹木一家で構成されている様でした。

「ああ戻った。」

「ただいま戻りました。」

二人はそれぞれに返事をします。

そして清霞がナエに尋ねました。

「夕食にあの人は来るのか?」

あの人…おそらく芙由のことだと思う美世。

ナエもそう思ったよう。

笑顔から急に真顔になって、来ない旨を伝えるのでした。

「どうせ癇癪を起こして、美世と食事を取りたくないなどと口汚く言ったのだろう?本当に変わらないな。」

ものすごく嫌そうな顔の清霞。

「夕食の準備が整いましたらお呼びしますね。」

ナエはそれだけ言って下がっていきました。

それからまもなく夕食の時間になりましたが、ナエの言った通り、芙由は姿を現すことはありません。

そのおかげか、美世たち3人は、和やかな食事の時間を過ごすことができたのでした。

そして夕食が済んで部屋に戻った美世には新たな問題が待ち構えていました。

清霞はお風呂に行ってしまい、今は部屋に美世ひとりです。

”お布団が…ひとつしかない?”

なんと部屋にはベッドがひとつしか配置されていなかったのです。

しかもご丁寧にベッドの上には枕が並んでいて…。

”ま、まさか旦那さまと一緒のお布団で?”

美世は緊張で血の気が引いていくのを感じます。

どうしようと自問を繰り返すものの、良い解決策が見つかりません。

しばらく考えて、ようやく美世はひらめくのでした。

”別の部屋か、もう一つベッドを使わせていただくほかないわ!”

まだ結婚していない二人、別々の部屋でもおかしくないと美世は自分に言い聞かせます。

余計な手間をかけさせるのは申し訳ないと心から思うものの、もうそれしか方法がありませんでした。

”旦那さまと一緒のお布団が嫌なわけではないけど…ただ…まだ心の準備が…!やだ!わたしったら何を考えているの?”

解決策が見つかったところで、今度は違う方向に思考が飛んで大混乱の美世。

そこにがちゃりと部屋の扉が開いて、清霞が入ってきました。

「どうした?何を赤くなったり青くなったりしているんだ?」

急に扉が開いて、美世はビクッと驚いてしまいます。

「ひっ!だ、だ、旦那さま!」

かなり驚く美世に、清霞は少し呆れたような顔をしています。

美世は変な想像をしていたので、羞恥と混乱で頭がくらくらしてきていました。

「ごめんなさい。」

驚いたことを謝る美世。

「どうした?こんなところに立ったままで。」

明らかにおかしい美世の様子に、心配そうに声をかける清霞。

「あの、その、ベッドがひとつ…。」

しどろもどろで答える美世でしたが、清霞はちらりとベッドを見て納得したようでした。

「ああ、どうせ父の指示か、笹木が気を回したのだろう。広さは十分なのだから、普通に寝ればいいんじゃないか。」

さらりとそう言う清霞にさらに驚く美世。

言葉を失います。

”普通?普通って?”

頭の中がぐるぐる回っている美世。

”寝るの?一緒に?本当に?いや、無理。絶対に無理!”

美世はもう今にも卒倒しそうです。

「美世!?」

清霞から名前を呼ばれて美世はハッとしました。

考えることは、もう放棄した美世。

「わ、わたし!やっぱり別のベッドを用意してもらいます!」

美世はそう叫んで部屋から逃げ出すのでした。

第2章の感想:強烈な義母‼登場…。怖し!そしてベッドで悩む美世がかわいすぎる!

しょ、衝撃的なお義母さま登場してきましたね…。

美世を認めないのはなんとなく分かっていましたが、その激しさは想像のはるか斜め上。

斎森の家族の仕打ちで慣れていた美世だからこそ、泣かずにやり過ごせたのかもしれません。

それぐらいひどく厳しいものでした。

清霞さまが全力で守ってくれていたので良かったですけど!

またまた前途多難が予測できる第2章でした。

全く落ち着かない…美世と清霞さま…。

早く結婚しちゃえばいいのに!

そうそう、もちろん忘れていけないのは二人の恋路。

第2章では、清霞さまの美世への愛が多所で見られましたよ!

甘やかしーの守りーの。

ハグしちゃったり頭撫でちゃったり。

同じベッドで寝るのを普通に受け入れたり。

まあ、それは美世が全力で逃げ出しましたので叶いませんでしたけど。

あ、の、清霞さまですよ!

氷と呼ばれた清霞さま!

それがもう甘々でにこやかで…。

清霞さまのイメージ大崩壊!(笑)

ただ、読者としてはニマニマなわけで…。

ハッキリ言って最高です。

…と二人の関係が良い感じに進んではいるんですけどね。

やっぱりお義母さまは怖いし、異形の存在も怪しいし…まだまだハッピーエンドには程遠いようです。

なんだかかわいそうな二人ですね。

それでは、その続きを知るため、第3章に突入したいと思います。

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