わたしの幸せな結婚(小説版)1巻第3章のネタバレあらすじに感想も

こちらの記事では、わたしの幸せな結婚1巻 第3章のネタバレを紹介しております。

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目次

わたしの幸せな結婚1巻 第3章のネタバレを紹介!

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第3章:旦那さまへ贈り物

プレゼント選び

ある日の朝、久堂を見送った美世はゆり江に話しかけました。

「少し相談があるのですが。」

美世からそう言われて、ゆり江は嬉しそうに応じます。

「実は…。旦那さまに何か贈りたいのです。」

美世は久堂から櫛を貰った日からずっと考えていました。

”お礼をしたい”、と。

言葉だけではなく、気持ちを形にしたいと思ったのです。

しかし、美世には何を贈ればよいか全くわかりませんでした。

なので、ゆり江に助けを求めることにしたのです。

予算は斎森の家を出る時に父親が持たせてくれたわずかのお金。

「予算が少なくて、旦那さまに贈れるようなものを買うほどはないのです…。」

美世は辛そうな表情で、そうゆり江に話しました。

「そうですわね。普段使いできるものが良いかもしれませんね。そしてやはり美世さまの手作りのもので。」

実は美世も予算が少ないので、作るのはどうかと考えたりしていました。

ただ、普段上等なものを使用している久堂には使ってもらえないかもしれないと思って躊躇していたのですが。

「できれば喜んで欲しいのです。旦那さまはわたしにうれしいことばかりしてくださいますから。」

美世の話を聞いて、ゆり江はますます笑顔になりました。

「美世さまは本当にお優しいですね。坊ちゃんは美世さまの手作りのものならなんでも喜びますよ。」

ゆり江は力強くそう言い切ります。

それを聞くと美世も大丈夫な気がしてきました。

”でも、私に作れそうなもの…?”

美世が必死に考えていると、ゆり江は1冊の本を差し出します。

「こちらから選んでみてはいかがでしょう?」

その本は日常使いできる小物の作り方が載っている本でした。

受け取ってぱらぱらめくってみると、簡単に作れそうな小物がたくさん載っています。

美世はその本を借りて、じっくりと選んでみることにしました。

それから午前中、一通りの家事を終わらせた美世。

早速本からプレゼントを探し始めました。

「巾着?手ぬぐい?」

華やかな小物たちの作り方がたくさん載っていて、美世はなんだかわくわくしてしまいます。

次々にページをめくっていろんな小物を見ている美世でしたが、とあるページでパタッと手が止まりました。

「組み紐…!」

いろんな色の糸の束で編まれた組み紐…。

いくつもの繊細な図案と美しい紐の完成図が載っていて、美世は目を奪われてしまいます。

”これしかないわ。”

久堂に似合うだろうし、予算も足りそうな組み紐。

上手くできるか自信はありませんでしたが、もうそれ以外考えられませんでした。

その後、ゆり江に報告すると、ゆり江も大賛成だと頷きます。

糸の買い出しには付き合うと言ってくれました。

お願い

その夜、久堂が帰宅すると、美世はゆり江と買い物に行ってもよいか、久堂に伺い立てました。

二人で出かけるなんてと心配する久堂は、自分が一緒に行こうかと提案します。

しかし、忙しい久堂を付き合わせるのは申し訳なく、しかも久堂にはまだ知られたくないと思う美世。

なんとかやんわりと断りました。

「気を付けるのだぞ。知らない人間にはついて行くな。」

久堂は美世を子ども扱いしてかなり心配そうな表情をしていましたが、結局希望を聞き入れます。

”安い糸を買ってすぐ帰るだけだし、ゆり江さんもいるし大丈夫。”

”旦那さまには髪紐をあげたい。あの長い髪を結ぶのにちょうどいいわ。”

美世はそう考えて、お出かけの日を楽しみにするのでした。

心配

ゆり江と出かける日、出勤前に久堂は美世に小さな袋を渡しました。

「これは?」

美世が聞くと久堂はお守りだと言います。

「今日持っていけ。肌身離さず持つのだぞ。」

久堂が心配してくれることが嬉しい美世。

つい頬が緩んでしまっていました。

するとそれに気付いた久堂。

「本当にわかっているのか。全く…。」

そう言って眉間にしわを寄せたまま、仕事場へと出かけていくのでした。

憂鬱

ここは辰石家。

辰石家の次男・幸次は現在本当に憂鬱な生活を送っていました。

美世が出て行ってから、何故か機嫌が悪い父。

そんなことには我関せずの兄。

姿を現さない母。

「幸次さん、お買い物に付き合って。」

そして猫撫で声で近づいてくる婚約者

その全てに気分が悪くなるのです。

小さな頃から美世のことが好きだった幸次は、自分と美世が結婚するかもしれないと密かに期待していました。

しかし、結局、婚約者は美世を虐げていた香耶に決まり、美世は家を追い出されてしまうという結果に…。

斎森の人間も、辰石の人間も、美世をぞんざいに扱い、道具として見ていたことが幸次には許せませんでした。

「買い物?わかった。行こうか。」

しかし、幸次は自分の中にある”怒り”を隠して香耶に笑顔で優しくそう応えます。

”好青年の自分でいれば、斎森を誰より近くで監視でき、美世に害が及ばないように止めることが出来る。”

そう考えている幸次。

美世を守りたいと願って、今日も幸次は好青年の皮をかぶって香耶に寄り添うのでした。

楽しいお買い物

一方、ゆり江と街にやってきた美世。

家から歩いて30分ほどのその場所には、いくつもの店が並んでいました。

そこから、ゆり江が目当ての手芸用品店に案内してくれます。

「わあ、すごい!」

いろいろな種類の糸、生地、そして道具類。

あまりに多くの商品に美世は驚いてしまいました。

「さあ、美世さま。どれになさいますか?」

ゆり江がニコニコしながら美世に尋ねます。

”好きな色?それとも似合う色?”

”派手じゃないほうがいいわよね。”

”あの美しい薄い色の髪には濃い色だわ。”

”紺や藍じゃ普通…だし。”

あまりにもたくさんの糸に美世はすっかり迷ってしまいます。

でも、美世は誰かに喜んでもらうことを考えて悩めるなんて、特別で幸せだと感じていました。

”こんなに幸せで楽しい気持ちになるなんて。たとえ長く続かなくても、旦那さまには感謝しかないわ。”

糸を選ぶ美世の顔は自然と微笑んでいます。

しばらく悩んで、美世はようやく買う糸を決めることができました。

「良い色が見つかって良かったですね。」

そう笑うゆり江。

「はい、今から編むのがとても楽しみです。」

久堂に合う色を見つけることが出来た美世は、フワフワした気持ちになっていました。

「あら、そういえばお塩を買わなければならなかったのでした。」

並んで帰ろうと歩き出したとき、ゆり江がふと声を挙げます。

「すぐ近くで買えるので、ちょっと買ってまいりますね。美世さまはここでお待ちくださいませ。」

自分が行こうかと美世が声をかけたものの、ゆり江は譲らず、あっという間にいなくなってしまいます。

そこで美世は、その場でゆり江を待つことにしたのでした。

偶然

一人になった途端、なんとなく心細くなってしまった美世。

早くゆり江が帰ってこないかなと足元に視線を落としました。

その瞬間、美世の耳に、聞き覚えのある甘ったるい声が響いてきたのです。

「あら、おねえさまじゃない?」

美世の背筋にぞくりと悪寒が走ります。

「か、香耶?」

恐る恐る振り返ると、幸次を伴った香耶がすぐそばに立っていました。

香耶は相変わらず華やかな容貌をしていて、その天女のような笑みが通りすがりの男性たちの目を惹きつけています。

「まだ生きてらっしゃったの?相変わらずみっともない格好でうろついているのね。久堂さまには捨てられてしまったの?」

香耶は美世にたっぷりと毒の含まれた言葉を投げかけます。

「かわいそうなおねえさま。」

隣にいた幸次が香耶にやめないかと呼びかけて止めようとしましたが、香耶は聞こうとしません。

「追い出されても仕方ないわね。もしお金に困っているなら言ってちょうだいね。」

「地べたに這いつくばって必死にお願いしたら考えてあげないこともないわ。」

次々に美世を見下す言葉を投げかける香耶に美世はうつむいて震えることしかできません。

これまで植え付けられてきた恐怖がよみがえり、黙ってじっとこらえることしかできない美世。

何か言い返したい、そう思っているのに、どうしても言葉が出てこないのです。

「あら?やっぱりいつものだんまり?どこに行っても変わらないのね。」

香耶がさらに詰め寄ります。

「も、申し訳…ありません。」

結局美世は謝ってしまいました。

変われない自分に一番がっかりしているのは美世本人です。

でも恐怖に支配されて、謝る以外どうすることも出来なかった美世。

むしろ、久堂やゆり江の優しさに触れて、弱くなってしまったのかもしれません。

決して流すことのなかった涙が今にも溢れそうでした。

「美世さま。」

そこに買い物から戻って来たゆり江が声をかけました。

「お待たせいたしました。こちらの方々はどなたさまでしょうか?」

そう聞くゆり江。美世が答えに詰まっていると、香耶が口を開きます。

「こんにちは。おねえさまの同僚の方?私は斎森美世の妹の香耶と申します。いつも姉がお世話になっております。」

そう言ってゆり江に柔らかい笑顔を見せました。

”こんな笑顔を見せられたら、誰だって香耶が心優しい性格だと思うわ。みんな香耶の味方になってしまう…。”

美世はそう絶望的な気持ちになっていました。

しかしゆり江は美世の背中にそっと優しく手を当てました

美世を絶望の淵から救うように。

「初めまして。ゆり江と申します。わたくしのようなものが同僚などととんでもないことでございます。」

そしてゆり江は香耶にきっぱりと言いました。

「美世さまはわたくしの主の奥様になられる大切なお方ですので。」

帰り道

香耶とのやり取りがようやく終わり、帰宅の途につく美世。

自分の情けない姿をゆり江に見せてしまったことで、辛い気持ちでいっぱいになっていました。

ゆり江に失望されたのではと不安になる美世。

自分が久堂の嫁にふさわしくないのは重々承知していたのですが、それを突き付けられることが何よりも怖かったのです。

もう久堂への贈り物を選んでいるときの気持ちはどこかに行ってしまいました。

見捨てられる恐怖と自分への嫌悪感が心の中に充満してしまったからです。

黙ったまま、ひたすら帰り道を歩くのでした。

交渉

ちょうど美世が家に帰りついた頃、久堂は斎森家を訪れていました。

斎森家と美世の話をつけるために…。

「お待ちしておりました。」

出迎えた斎森真一が丁寧に挨拶をします。それがご機嫌取りであることに、久堂は気付いていました。

長年虐げてきた娘の婚約者であることをわかっているのだろうか。”

今更自分といい関係を築こうとしているのかと呆れながら、久堂は真一が案内する客間に向かいます。

「突然のことにも関わらず、歓迎してもらい、痛み入る。」

すでに爆発しそうな負の感情を抑えて久堂はそう言うのでした。

客間に入って向かい合うと、真一が先に口を開きました。

「今日はどのようなご用件でしょうか?」

久堂はすぐに答えます。

「あなたの娘の美世のことだ。」

それを聞くと真一は自分たちが非難されるなどと夢にも思っていないような顔で”何か?”と聞きました。

「彼女と正式に婚約して結婚するつもりだ。そこで我が家とこちらの家との関係をはっきりさせた方が良いと考えている。」

久堂の話に隅に控えていた香乃子は、それを聞いて驚いたような顔をしました。

しかし真一は動じることなく、どういうことかと久堂に問います。

「私はこの結婚であなた方へ何らかの還元をすることに少々抵抗があるのだ。」

久堂の答えに首をひねる真一。

「それはどういうことでしょうか?この縁談で我が家への見返りはないということでしょうか?」

本当は美世の知らないところで斎森家とは一切の縁を切りたいと考えていた久堂。

しかし、それでは美世がずっとこの家に囚われてしまうと思う久堂は、そうすることが出来ませんでした。

「条件を出そう。もしあなたがたが美世に心から謝罪をするというのなら、結納金を多めに用意するくらいはしよう。」

久堂が調べたところによると、斎森家は異能の家としては下り坂

なので、久堂は真一は”貰えるものは何でも多く貰いたいはずだ”とふんだのです。

「謝罪…など。」

真一はそんなことはできないという顔をしていました。

香乃子においては心底気に食わないという表情をしています。

「無理にとは言わない。そのときは縁を切るだけだ。」

「ただし、あなた方が美世に何をしたか、こちらは全て知っていることは覚えておいてもらいたい。」

久堂は淡々とそう話しました。

「少し考えさせて欲しい。」

それが真一の答え…。

久堂はもう不機嫌な様子を隠すことなく立ち上がります。

「了解した。ただし、長くは待たない。」

久堂はそう言って斎森の家をあとにするのでした。

綺麗な人

街で美世に会った香耶は買い物を楽しんで斎森家に帰ってきます。

しかし、香耶は美世に会ったことで苛立っていました。

婚約者の幸次は美世を庇おうとし、美世はまだ久堂家を追い出されてないしで、気に食わなかったのです。

「香耶、落ち着いて。」

見かねた幸次が声をかけました。

「いいのよ。幸次さんはどうせお姉さまの味方でしょ?」

香耶はそう言ってぷいと顔をそむけます。

幸次が諦めて肩をすくめる姿を見て、香耶の苛立ちはますますヒートアップします。

”ここはそんなことはないって否定するところでしょ?頭でも撫でて甘やかしてくれたら許してあげるのに…。”

香耶は、気が利かない幸次にさらなる苛立ちをつのらせました。

そんな時、ちょうど帰るらしい来訪客の男性が部屋から出てくる姿が目に入ります。

香耶は失礼のないように、すれ違いざま軽く会釈をしました。

そして、ふと目線を上げると、その男性と目が合います。

”なんて綺麗な人…。”

一瞬でその男性の美しさに引き込まれた香耶。

そのまま去っていく男性の背中をポーッと見つめるのでした。

自信

斎森の家を出て、職場に寄って帰宅した久堂。

すると家には美世と共に心配そうな顔をしたゆり江が待っていました。

明らかにおかしい美世と、とっくに帰っているはずのゆり江の姿。

「ただいま。…どうかしたのか?」

そう聞く久堂にゆり江が何か伝えようとしました。

しかし、それを美世が遮ります。

「申し訳ありません。何もありません。失礼します。」

まるで初めて会った時のように目線も合わせない美世。

出迎えて挨拶だけすると自室に籠ってしまいました。

”これは…なにかあったな…。”

そう思う久堂はゆり江に聞くことに。

「坊ちゃん。申し訳ありません。ゆり江がついていたのに、こんなことに…。」

そう言ってゆり江は昼間の出来事を話すのでした。

美世が異母妹・香耶に会ったこと、その妹が高圧的だったこと…。

ゆり江の話に久堂は思わず舌打ちしそうになります。

”斎森家と話を付けている間にこんなことになっていたのか…。”

「美世さまは帰ってからずっとお部屋に籠りきりで…ゆり江は心配で帰るに帰れなかったのです。」

美世を心から心配するゆり江。

まだゆり江には美世の斎森家での処遇を話していなかった久堂は、自分が出遅れたと感じていました。

そして、同時に美世をどうやって慰めてよいかわからない自分の無力さを痛感するのでした。

”彼女を守りたい…。”

そう思う久堂。

「どうやったら自信を持ってくれるのだろうか。」

思わずゆり江にそう聞いてしまいました。

ゆり江はそれを聞いて笑います。

「坊ちゃん。女は愛されて自信をつけるのですよ。」

「だから坊ちゃんが美世さまに分かりやすく愛を示して大事にして差し上げれば良いのです。」

久堂は自分が美世に抱いている感情が愛なのか、それはよく分かりません。

美世に元気になって欲しい、これからも家にいて欲しい。”

ただ、その気持ちだけは、はっきりとわかっていました。

励ましたい

ゆり江を家まで送ったあと、久堂は美世の部屋の前に行きました。

「私だ。少しいいか。」

そう言うと、襖が少しだけあいて、美世が隙間から姿を覗かせます。

「申し訳ありません。少しの間で構いません。わたしのことは…放っておいて…くださいませんか?」

落ち着いた声で、でも沈み込んでいる様子でそう言う美世。

少し話をしたいという久堂の呼びかけにも、かたくなに首を振ります。

傷付いた者に無理強いは良くないと、久堂はここはしばらく見守ろうと思いました。

家のことはちゃんとやると言って頭を下げて襖を閉めようとする美世。

久堂はこれだけは知っていてほしい、と声をかけました。

「お前が悩み抱え込んでいるものは、そのうち気にせずによくなる。だからあまり深刻に考えるな。」

「私に言いたいことがあったらいつでも聞くから。」

本当は今美世と向き合って話をしたいと思う久堂でしたが、ぐっと我慢して美世の気が済むのを待つことにします。

そして自室に戻った久堂は、何か考えた後に便箋と万年筆を手に取るのでした。

依頼

美世が部屋に籠りきりになってから1週間ほど。

美世に送り出され、迎えられ、ともに食卓を囲む生活がいかに温かいものなのかを久堂は痛感していました。

おまけに斎森家からは何の連絡もなく、久堂を見張る怪しげな式も相変わらず張り付いているのです。

気分が落ち込むばかりでした。

そんな久堂が仕事をしていると、五道が話しかけてきます。

「憂鬱そうですね。初めて長続きしている婚約者のことでしょう?」

にやにやしながらからかい口調の五道。

「まさか、体調が女性絡みで調子を崩すなんて。何が起こるかわからないものですね。」

そんな五道をうるさいと一蹴する久堂。

「五道、わかっているだろうな。明日のこと。」

そう言って五道に何やら確認を取ります。

「もちろんわかっていますよ。お任せあれ。」

実は久堂は五道に個人的に”ある頼み”をしていました。

それは美世のために久堂が考えた依頼…。

”喜んでくれればいいのだが。”

久堂はそう願うのでした。

来客

部屋に籠っている美世は、机に向かって糸を編んでいました。

時間を稼ぐようにゆっくりと。

そして、手を動かしながら、久堂のことばかり考えていました。

”綺麗で優しくて強い旦那さま。離れたくないと望んでしまう…。”

美世は机の上に置かれた髪紐に視線を移します。

美世が久堂にと作った髪紐は初心者にしてはなかなかの出来で、実はもう完成していました。

今編んでいるのは余った糸で遊んでいるだけ。

でも部屋からでる勇気がなく、完成した髪紐を渡すことはまだ出来なかったのです。

「美世さま少しよろしいですか?」

ゆり江の声が襖の外からします。

呼ばれる心当たりもない美世。

するとゆり江は美世にお客様が訪ねてきたと言います。

「お通ししてよろしいですか?」

美世はそれを聞いて首を傾げました。

自分に誰か訪ねてくるなんて、心当たりが1つもありません。

「お、お通し、してください…。」

でも追い返すなどはできない美世はそう返事をしました。

がらりと襖をひく音がして振り向いた美世。

そこには信じられない人物がいたのです。

美世は驚きで声も出ませんでした。

「お久しぶりですね。お嬢さま。」

それは美世が良く知る人。

会いたくてたまらなかった優しい、その人でした。

「は…は、花。」

花と呼ばれたその人は、少し瞳を潤ませながらにっこり笑って言います。

「はい。…大きくなられましたね。美世お嬢さま。」

美世がかつて蔵に閉じ込められた時、そのときに解雇された使用人。

美世が最も信頼していた人。

あまりに突然に別れた人。

そんな花が美世の目の前にいたのでした。

勇気

美世はもう二度と花に会えることなどないと思っていたので、一向に言葉が出てきませんでした。

見かねた花が口を開きます。

「お元気そうですね。お嬢さま。」

「実は私、結婚したんですよ。」

「今は子どもいて、畑仕事をしながら暮らしています。とりあえず幸せです。」

にこりと微笑む花は、以前にも増して穏やかで包み込まれるような印象になっていました。

「お嬢さまはいかがですか?幸せですか?」

そう花に聞かれてハッとする美世。

「わたしは…。」

美世は何か言おうとしましたが、黙り込んでしまいます。

花はそんな美世の手に自分の手をそっと重ねて握りしめました。

温かい花の手は、昔と何も変わっていません。

「お嬢さま。私はお嬢さまが1番辛い時に一緒にいられませんでした。申し訳ありません。」

「正直合わせる顔がないと思っていたのです。」

「それでもここへ来たのは、私の大事なお嬢さまが幸せになった姿を見たかったからです。」

美世は胸が締め付けられました。

もう花に”大事なお嬢さま”と言われる資格を失っている自分を、花には見せたくなかったからです。

「花…でもわたし、異能を持っていなわ。旦那さまの妻にふさわしくないの。ずっとここにいたらだめなのよ。」

美世は目の前が涙でぼやけていきました。

あらためて口にしてみると、とても辛くて苦しい事実。

ここを出て行きたくない…美世はその思いで心が張り裂けそうでした。

そんな美世に花はそっと話しかけます。

「私は解雇されたあと、お嬢さまが心配でもう一度雇っていただけないかと斎森家に参りましたが断られました。」

「お嬢さまのことを知りたくて同僚に尋ねても取り合ってもらえませんでした。」

「実家に帰り、結婚して、帝都にも縁がない私が、どうしてここに来れたのか、おわかりになりますか?」

そこで美世は気付きます。

”誰かが花に自分が斎森家を追い出されたことや、この家にいることを伝えた…。”

何かに気付いた表情の美世に、花は優しく言いました。

「お手紙をいただいたときは何事かと思いました。雲の上のお方からの手紙でしたから。」

「…美世お嬢さま。久堂さまは良い方ですね。」

花の話を聞いて、美世は驚きます。

”旦那さまが、花を呼んだのね!”

そして、同時にもうすでに自分のことは全部知られていたのだということに気付きました。

”花の事を知っているのであれば、わたしが異能を持たないことも知っているはず…。”

美世は久堂の言葉を思い出します。

「お前が悩み抱え込んでいるものは、そのうち気にせずによくなる。」

その久堂の言葉の意味を美世は必死に考えました。

「花。わたしは思い込んでいただけかしら。異能のないわたしには価値がないって。」

「旦那さまに打ち明けるのが怖かったの。真実を知ったら絶対わたしを捨てるって疑いもしなかったわ。」

美世は後悔していました。

早く話せば良かった…と。

”よく考えれば旦那さまは異能の有無で人を判断する人ではないのに…。”

美世は久堂との生活で、久堂の人となりが少し分かっていたのです。

美世は机の上の髪紐が目に入りました。

そして前にいる花はギュッと手を握って応援してくれています。

「勇気を出してください。お嬢さま。どんな結果でも、今度は絶対に私がお嬢さまを手助けします。」

そう声をかけてくれた花に、美世は抱きついて言いました。

「ありがとう、花。わたし頑張ってみるわ。」

勇気を振り絞って立ち上がる美世。

急いで髪紐を手にとって、部屋から出ます。

そしてすぐに久堂の部屋に向かうのでした。

本当のこと

「旦那さま!」

美世は勢いよく襖を開けます。

するとそこにはいきなりの美世の訪問に驚いて目を丸くした久堂が座っていました。

「どうした?いきなり。」

そう言って久堂は自信なさげに美世から視線をそらします。

美世は手に持った髪紐を握りしめて久堂の側に腰を下ろしました。

「旦那さま。わたしはずっと旦那さまに言えなかったことがありました。わたしは…。」

逃げ出したい気持ちでいっぱいになりながら、美世は必死に言葉を続けます。

「わたしは…異能がありません。見鬼の才すらありません。」

「学校も小学校止まりで実家ではずっと使用人として働いていました。」

「教養はありません。名家の娘らしいことも出来ません。見た目もこんなです。」

「わたしは…浅ましい気持からこのことを黙っていました。追い出されたくなく…て…。」

美世は涙を堪えて続けます。

「これは、お詫びと感謝の気持ちを込めてわたしが作りました。不要でしたら捨てていただいて構いません。」

美世はそう言って髪紐を畳の上に置いて深々と頭を下げました。

「わたしが話さなければならないことはこれですべてです。旦那様のご判断をお聞かせくださいませんか?」

その問いに、久堂はすぐに答えを告げることはしません。

代わりにいつか聞いたことのある言葉をかけます。

「いつまでそうしているつもりだ。」

はっとして美世が目線を挙げると、そこには柔らかい表情をした久堂の顔がありました。

しかし、一瞬でその表情は見えなくなります。

それは久堂が美世を抱き寄せたからでした。

「お前に出ていかれては困る。正式に婚約しようと思っているのだから。」

久堂の行動と言葉に頭が真っ白になる美世。

「だ、だ、だ、旦那さま…!」

美世の心臓がバクバクとなり、顔は真っ赤、身体は熱くなっていました。

目の前には久堂の胸、鼻をかすめる久堂愛用の香の香り。

見上げた久堂の耳も少し赤くなっているようなな気がします。

恥ずかしさでいっぱいでしたが、美世は自分の思いをきちんと伝えなければと決心しました。

「わたし、ここにいたいです。許されるのであれば…。」

すると久堂はふ、と笑って美世に言います。

「私がお前にいて欲しいんだ。」

それを聞いて美世の心は喜びでいっぱいになりました。

”これまでの苦労も悲しみも、全部このためだったのなら…報われる…。”

久堂は美世の名前を呼びます。

「美世。」

その声は柔らかく、それだけでさらに幸せが溢れる美世。

「美世。これで私の髪を結ってくれるか?」

久堂は美世の作った髪紐をそっと差し出します。

美世はおそるおそる緊張しながら、その紐で久堂の髪を結いました。

「綺麗な色だな。」

そう言って微笑む久堂。

「ありがとう。大事に使わせてもらう。」

嬉しそうな久堂の表情を見て、美世はこの家に来られて、この人に会えて良かったと心から思うのでした。

感謝

久堂との話が終わると、花がもう帰る時間になってしまいました。

寂しそうに見送る美世。

「もう行ってしまうのね。」

すると花は微笑みます。

「しばらく観光して帰ります。久堂さまが良い宿おご用意してくださったのです。」

さらに、来るときには五道が自動車を出してくれたとのことでした。

久堂への感謝の思いがまた膨らむ美世。

「お嬢さま。また会いましょう。まだたくさんお話したいです。」

そう言う花。

「花。本当にありがとう。あなたの言葉がなかったら、まだ部屋に籠ったままだったわ。」

美世がそう言うと、花は嬉しそうな顔をしました。

「お役に立てて良かった。私もお嬢様に会えて本当に良かったです。」

二人が別れの挨拶をしていると、1台の車がやって来ます。

五道です。

帰りも送ってくれるようでした。

「見張りは?」

久堂が五道にこそりと聞きます。

「いませんでした。知られていないと思います。」

久堂には見張りの式が付いて回るので、今回花の送り迎えは五道に託されたのでした。

美世はそんな会話がなされたことは露知らず。

そして、花は去っていきました。

久堂は美世に話しかけます。

「そんな顔をするな。これからはいつでも誰にでも会える。」

寂しそうな表情の美世を気遣っての言葉でした。

「旦那さま。ありがとうございます。」

美世はそんな久堂の優しさ、今日までのこと、今日の事…すべてに対して、感謝の気持ちを伝えます。

「気にするな。」

その美世の気持ちは久堂にちゃんと伝わったようでした。

思惑

美世と久堂が和やかな雰囲気になっている頃、辰石家では当主の辰石実がやきもきしていました。

久堂に見張りにつけた式が、今日も撒かれてしまったからです。

実は久堂ではなく美世の様子を知るべく式を送っていた実。

先日やって来た香耶が”美世はまだ追い出されていない”と言っていたことが気がかりでした。

追い出された美世を保護し、辰石の嫁に…と考える実。

”そうすれば全てがあるべき場所におさまるのだ。”

久堂が美世を正式に婚約者として迎え入れようとしていることなど、実は想像していませんでした。

桜色の着物

美世が花と再会してから1週間ほど。

美世は鏡の前で新しい着物を身に付けています。

帯も小物も、全て新しいもの。

久堂が仕立ててくれたものでした。

”この着物をいただいた時の感動は、きっと一生忘れられないわ…。”

美世が今日着ている着物は、母の形見に似た桜色をしています。

それは”久堂がわざわざ選んでくれたもの”とすずしま屋の桂子がこっそり教えてくれていました。

美世はそんな久堂の優しさ嬉しくて堪りません。

鏡を覗き込んで、今なら少しは母親に似ているかもしれない…と、うきうきした気持ちで軽く化粧をするのでした。

実は本日は花と美世のために動いてくれた五道をもてなす日

着替えとお化粧が終わると、急いで宴の支度に取り掛かる美世でした。

一方の久堂と五道。

「いやあ。楽しみだな。しっかり者のいい奥さんになるでしょうね。美世さん。」

帰宅途中の車内で、五道は楽しそうに久堂に話しかけます。

「なれなれしく呼ぶんじゃない。」

美世を名前で気軽に呼ぶ五道にイラッとする久堂。

五道を途中で下してしまおうかと何回も思っていました。

”しかし、驚いたな。”

お礼をしたいのでもてなしたい…そう美世が言い出したことに、久堂は驚いていました。

美世が昔のように自分を卑下しないのは、すこしは自己評価が高まったからかと考える久堂。

その変化を喜ばしく思っていました。

「式は撒けていますかね?」

ふと五道が問います。

「問題ない。」

久堂は答えました。久堂にとっては質の低い異能者の式…惑わすことは簡単なことです。

そんな話をしていると家に着いてしまいました。

綺麗

軽口をたたきながら自動車を降りる五道。

そしてそれを制しようとする久堂。

美世はそんな二人を玄関で待っていました。

「おかえりなさいませ。旦那さま。五道さまもいらっしゃいませ。」

手をついてゆっくりと礼をする美世。

久堂はそんな美世を思わずじっと見つめてしまいました。

あの、桜色の着物が美世に良く似合っていたからです。

そして、血色の良くなった頬、濡れ羽色の美しい髪…。

着々と生まれ変わる美世から目が離せません。

「綺麗だな。良く似合っている。」

つい、心の声を口から出してしまいました。

すると真っ赤になる美世。

久堂も思わず心の内を明かしてしまい、恥ずかしくなってしまいました。

美世が一生懸命口を開きます。

「あの、本当にありがとうございます。わたし、この着物が、この色が、とても好きなのです。」

そんな二人を呆れた表情で見ている五道…。

「あ、申し訳ありません。五道さま!中へどうぞお入りください。」

ようやく五道の存在に気が付いた美世は、慌てて中に案内するのでした。

宴が始まると、五道は大喜び。

たくさんの料理がテーブルを埋め尽くしています。

お酒に合うように少し濃い目の味付けで、どれも食欲をそそりました。

「うわあ。美味い!」

五道は、ひとくち食べるたびに感動の声をあげます。

「五道さま。お注ぎします。」

美世は五道にお酌をして、そして改まって頭を下げました。

「先日は花のこと、ありがとうございました。わたしがあの日、旦那さまと話せたのは五道さまのおかげです。」

美世はしっかりとした態度で五道にお礼を言います。

成長した美世の姿に気分が良くなる久堂。

しかし、すぐに荒々しい気持になりました。

「美世さん。褒めてもらえて嬉しいです。鬼隊長とは別れておれと結婚しましょう!」

調子にのった五道が美世にそうとんでもない発言をしたからです。

「貴様…。」

つい声を荒げる久堂。

あまりの久堂の殺気に、五道は”冗談です”と大慌て。

そんな中、美世が口を開きました。

「あの、お申し出はありがたいのですが、わたしは、旦那さまがいいので…申し訳ありません。」

その美世の発言で久堂は再び機嫌が良くなります。

美世が自分を「選んで」ここにいて、心を許してくれているということがわかったからでした。

こうして、久堂が殺気だつ場面が何度かあったものの、楽しい宴となったのでした。

異能の気配

五道が帰宅してから、お風呂に入った久堂。

居間に行こうとすると、何やら異変を感じます。

美世が片付けをしていたはずなのに、物音ひとつしない家の中。

怪しく思って居間に行くと、かすかにうわごとを言いながら、眠っている美世の姿が目に入ります。

疲れてうたた寝をしてしまった様子の美世の周りには、異能が使われた気配が残っていました。

正体不明の異能の気配が気になりつつ、すぐに美世のところに向かうと、美世は涙を流しながらうなされています。

「止めて…お願い…します。」

懇願するような声で苦しそうにする美世を、久堂は起こそうとしました。

「美世。起きろ!」

久堂が呼びかけますが、美世はいまだ悪夢にうなされています。

「おい!」

あまりにも辛そうな美世を見ていられない久堂は、少し強めに呼びかけました。

するとようやく美世は気が付きます。

「だん…な…さま?」

とりあえず異常はなさそうな美世。

久堂はホッとするも、異能が使われた形跡がある以上油断はできません。

「ずいぶんうなされていた。大丈夫か?悪い夢でも見ていたのか?」

久堂の言葉を聞いて、美世の目から新しい涙がポロポロこぼれました。

あまりにも痛々しいその姿に、思わず久堂は美世をギュッと抱き締めます

「気が済むまで泣くといい。私たちは結婚する仲なのだから、もっと頼っていい、甘えていいのだ。」

久堂は美世の悪夢が、斎森家での苦しい思い出に関する夢であると考えていました。

”彼女の心の傷は深くて大きい…。もう解放されてほしい…。”

自分が慰めてもその心の傷は簡単には消えないと思う久堂でしたが、美世に精一杯の言葉をかけます。

「いくらでも泣いて、そしてまた笑ってほしい。」

すると美世は久堂の胸元に顔をうずめて嗚咽するのでした。

ひとしきり泣いた後、美世は夢の内容を久堂にポツリポツリと話します。

継母と異母妹が実母の形見を目の前で壊して燃やした…という夢の話を。

それを聞いて、美世の辛かった境遇を改めて思い知る久堂…いつかその傷が癒されることを心から願うのでした。

「あの、旦那さま。こんなわたしが、本当に…お側にいて、良い…のでしょうか?」

美世がそう問いかけます。

「当たり前だ。死ぬまでずっとここにいろ。いなくなられては困る。」

久堂は優しく微笑みます。

「無能で役立たずでもですか?」

まだ不安そうな美世に、久堂はそれを取り除くような強い声で答えます。

「それでもだ。ただ、私にとって、お前は無能でも役立たずでもない。」

美世は久堂の言葉に顔を真っ赤にしました。

そして決意したように言います。

「わたし、もっと頑張ります。旦那さまのお役に立てるように…!」

それが美世の精一杯の前向きな言葉

久堂もそれを十分に分かっていました。

泣きやんだ美世を見てホッとした久堂でしたが、やはり先程感じた異能の気配が気になります。

そして、ふとある可能性を思いつきました。

”この異能…美世の悪夢の原因だとしたら、それは薄刃家の異能だ…。”

お弁当

翌朝、美世は久堂の目をみられませんでした。

うたた寝をしたばかりか、久堂に泣きながらすがりついたことが申し訳なく、恥ずかしかったのです。

しかも、ずっとここにきてからずっと悪夢を見ている、とつい話してしまって…。

その話を聞いた久堂は険しい表情で黙ってしまったしで、失敗続きの美世でした。

気まずさいっぱいの朝食時間を終え、出勤する久堂に美世は小さな包みを差し出しました。

それは美世がお詫びの為に作ったもの…お弁当です。

お弁当箱はもともとこの家にあったものですが、中身は美世が調理し、包む袋も美世のお手製。

感謝とお詫びの気持ちが入ったお弁当でした。

「ありがとう。助かる。」

そう言ってなんだか嬉しそうに職場へと向かう久堂。

「もっと頑張らないと。」

美世は久堂を見送りながらそう呟きます。

”久堂に喜んで欲しい、支えていきたい。”

そう思う美世。

できることをひとつひとつ一生懸命にやろうと決意するのでした。

第3章の感想:またまた内容が濃い第3章…美世と久堂の心はようやく通じ合って…一安心?

申し訳ありません!

わたしも美世のように、謝罪の言葉が先に出てきてしまいました。

そうなんです…すみません…お分かりでしょうが、この第3章のネタバレも長々と書き連ねてしまいました。

だって、第3章も、とても大事な出来事満載。

見逃していい部分なんて、ひとつもないんですー!

…ということで、こんなに長い第3章です…。

ページ数ももちろん多く、当然字の連なりが延々と続くんですが、これが本当にあっという間に読めるんですよ。

惹きこまれる描写に場面展開のタイミングの良さ、飽きさせないテンポ。

そして登場人物につい感情移入してしまう心情の描かれ方。

それが相まって、読みやすく、分かりやすく、でも想像もさせてくれるような、そんな小説なんです。

第3章は美世の心の傷と、久堂の想いが明らかになったお話でした。

”うきうき”から一気に”どん底”に落とされた美世。

全ては香耶のせいでしたね。

もうなんて、嫌な女…!

ゆり江さんは、ちゃんと見抜いていたような感じでしたけど。

でもそれで、せっかく浮かれていた美世の心が再び閉ざされてしまって。

久堂さまも、もうちょっと美世に言葉で示しておいてくれたら良かったのに。

ただ、斎森家でモノ申した久堂さまには、読者一同”すっきり”したと思います。

そこはかなりの男前!

そして、花を呼びよせるなんて…そこも男前!

その行動が実を結んで、美世が立ち直るきっかけになったのは本当に良かったです。

美世も、久堂も、共に生きていきたいと願っていることがお互いに分かったときは思わず涙でした。

”美世、報われたね…。”

そう思いました。

五道もナイスキャラでしたー。

久堂さまのいろんな顔を引き出すのが上手くて、良い味付けになっています(笑)。

そして、美世の悪夢の原因らしい薄刃家…またまた出てきました。

これからどう物語に絡んでいくのか。

じつは美世の異能だったり?するかもしれませんよね。

二人の愛を育む様子と薄刃家の謎、そして黙っている斎森家に策略を立てている辰石家。

気になるところが本当にたくさん!

早く続きを読まねばですね。

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