こちらの記事では、マンガ「獣人さんとお花ちゃん」の2巻15話のネタバレを紹介しております。
ネタバレなしで楽しみたい方向けに、ebookjapanならオトクに読めるんです!
▼PayPayを使えばさらにオトク!▼
▼試し読みも充実してます!▼
獣人さんとお花ちゃん2巻・15話のネタバレを紹介!
[box class=”box26″ title=”これまでのあらすじ”]
救助活動中に出会った逢坂とサナティ。
取り残された女の子を助けた逢坂をかばって、サナティはガレキの下敷きになってしまいました。
花は何も知らず、サナティの帰りを待ちながら嘆願書と向き合います。
痛む体にムチを打ち、仲間に居場所を知らせたサナティは…。
[kanren id=”32379″]
[/box]
15話:空へ馳せる願い
どうか確かめさせて…。
食卓で寝てしまっていた花は、部隊長に呼ばれた声で目を覚まします。
急いで髪を整え出迎えると、救助に行っていた獣人たちが帰ってきたことを教えられました。
花の表情は明るくなり、迎えに行くためどこにいるか聞くと、部隊長からサナティだけが帰ってきていないことを知らされます。
天板の下敷きになり重症を負って、人間側の医療機関にいるとのこと。
言われな内容に何も反応できずにいると、花のスマホが震え着信を知らせます。
部隊長に声をかけられ電話に出ると、相手は和狸でした。
和狸は今病院にいるらしく、サナティのことを話そうとしますが、それを遮り声が聞きたいと花は頼むのです。
とめどなく流れる涙を拭うこともせず、生きてることを確認したいと。
和狸は電話口の涙声を聞き、まず命に別状はないこと、そして伝言も預かったことを伝えます。
「花のお守りで助かった。怪我はすぐ治す、大丈夫だ。」
「笑って待ってろ。」
涙をふいて頬を一発叩き、気持ちを切り替えた花は、和狸に渡したいものがあると伝えます。
今やるべきこと、そして迎えた夏祭り。
それから花は、学び舎の子供たちや大人の獣人たちに嘆願書を配り、署名を集めだします。
その嘆願書には、花が滞在した 2ヶ月間に体感したことが書かれていました。
獣人たちの人間に対する不満や怒り、拘束具や鎮静剤の過剰な使用や、人間には知らされない救助活動の要請。
親睦の意味を見失いそうになる生活と締めくくり、改善案と署名が和狸に送られてきたのです。
付箋には、まだ署名を送ると書かれており、和狸は恐ろしい人だと笑うのでした。
最後の飾りが完成し、拍手が起こります。
祭りが待ち遠しい様子の子供たちに、夏休みの課題である絵日記を忘れないようにと、からかいまじりに声をかける花。
そしてサナティが入院して約1ヶ月。
約束した夏祭りの日がやってきたのです。
浴衣を着た花のとなりには部隊長がおり、町は普段とはまた違ったにぎわいと熱気に包まれています。
花はスマホで写真を撮りはじめ、部隊長はノリ良くピースで写ろうとしていました。
サナティへと送り、雰囲気だけでも届けたいのだと花が話します。
サナティが悔しがると部隊長がニヤニヤしながら言い、それは困ると花が返していると、腰に軽い衝撃が。
振り返れば、リシュがわたあめを片手に立っており、りんご飴が食べたいと花にねだるのでした。
飛び交うランタンに次の目標を誓う。
一緒に買いに行こうとすれば、そこにリトゥスが現れリシュをたしなめます。
花にも注意しますが、その後に浴衣が似合うと褒めてくれたのです。
花はお礼を言い、リトゥスも素敵だと伝えていると、再びリシュがおねだりをしてきて2人は出店へ向かうのでした。
花とリシュの姿を眺めながら、サナティはまだ帰ってないのかと、リトゥスは部隊長に聞きます。
「他の獣にマーキングされても知らねーぞ。」
つぶやかれた言葉に、部隊長は面白そうに笑っています。
そんな二人の間に突然和狸が現れ、リトゥスはおどろかされるのでした。
出店の前では、リシュが宝石のおもちゃがたくさん取れたことに喜び、リトゥスに報告しに行きました。
祭りの賑わいの中、聞こえる鈴の音に思いを馳せる花。
どうか早く治るようにと願った瞬間、一斉にランタンが空を飛んでいき、幻想的な光景に目を奪われます。
壁のない自由な空を見たいと言う意味で飛ばすのだと、となりに来た和狸が語りました。
嘆願書はいい返事がなかったことを伝え、花が苦戦するように、和狸1人で押し通せないと話します。
だったら次は、人間の署名を集めると花は言うのです。
好意を向けてくれる人はどこかにいて、その人たちが集まれば声も大きくなると…。
夢のような話でも実現しそうだと思い、人間側は自分が頑張ると和狸は申し出ます。
命のぬくもりを感じさせて。
花の髪に揺れる鈴飾りを見て、素敵だと和狸が声をかけます。
ジンクスがあるんだと花が教えれば、着付けの時に聞いたと返ってきました。
着付けの時という言葉に首をかしげると、和狸はある方向を示し、今日は彼の送迎をしていたと話します。
視線の先には、たくさんのランタンが飛び交う中に、愛しい人。
何かを考える前に駆けだし飛びつけば、難なく受け止められ抱きしめられる体。
泣きながら温もりや感触を確かめていれば、サナティは自分が生きてることを、笑顔で花に伝えてくれます。
そこにアルたちも駆け寄り、みんなで帰ってきたことを喜びあいました。
そんな彼らから、サナティの退院祝いにとランタンをプレゼントしてくれたのです。
願い事をしながら飛ばすのだとアルたちに教えられ、サナティと花は少し離れた木の下で、ランタンをゆっくり飛ばします。
サナティを見上げ確かな存在に涙を浮かべると、笑ってろと言ったはずだと言われますが、うれし泣きだからセーフだと反論する花。
屁理屈だと言われれば、すぐに帰ってこなかった人に言われたくないと、めずらしく言い返します。
それでも心から無事を喜ぶ花を抱きしめ、唇を重ねるサナティ。
祭りの喧騒を背に、深くなるキス。
明日も祭りはあるからと、花とサナティは2人の家に帰るのでした。
15話の感想・考察:サナティの無事を知った花は…
サナティが負傷したことを知らされた花の反応に、胸が苦しくなりました。
今か今かと待っていた人が重症だと知らされれば、取り乱してもおかしくないのに…。
和狸から伝えられたメッセージをサナティから直接聞くことはできませんでしたが、花には充分なものだったのでしょう。
心配でしょうがなくても、それでも自分のやるべきことを精一杯取り組む姿に、本当に強いなと思わざるを得ません。
そして、幻想的にランタンが飛び交う中にたたずむサナティのシーンには、込みあげるものがありましたね。
次回は最終話、花とサナティの物語もクライマックスとなります。
…と言っても1つの節目として、これから先も色んなことを2人で経験し乗り越えていくのではないでしょうか?
最後まで見逃せませんね♪
ebookjapanを利用することで、TLBL作品の新刊も今すぐおトクに読めるんです。
この続きはマンガでドキドキしちゃましょう!
「獣人さんとお花ちゃん」をもっとおトクに読む方法はコチラ!
コチラのサービスでは、待たずに最新の人気マンガを楽しむことができます。
さらにマンガだけでなく、好きな映画や音楽も格安で楽しめるところも増えてますのでのぞいてみる価値は十分です!
すべてのサイトでお試しすれば、格安で全巻読破も夢じゃ有りません!
コメント